【 2016年度:第2回English Camp 】Advanced Course:第1日目

2016年7月30日

 本日よりEnglish Camp第二期の中学3年生Advanced Courseがスタート致しました。第一期は、7月24日から7月26日までの3日間、中学1年生(Basic Course)87名と中学2年生(Middle Course)44名の合計131名の参加となりました。
 
 第二期は本日より3日間、中学3年生39名だけでの単独のEnglish Campとなります。中学1、2年生の第一期の時の様子と比べると、とても落ち着き、多少大人らしさを感じさせる雰囲気で初日がスタートしました。

 恒例のバスレクと外国人講師の先生方との昼食後、午後よりいよいよ最初のlessonがスタートしました。第二期でご指導頂く外国人講師の先生方は、イングランド、アイルランド、ナイジェリア出身の3名の先生方です。
 
 初日の午後のlessonでは、スポーツアクティビティーを中心とした第一期の時とは、がらりと内容もレベルも異なり、英語でdiscussion を行う活動が数多く取り入れられます。

 日本のお薦めの食べ物や季節、観光地、また日本特有の伝統文化などを、ペアになってできるだけ長い時間会話し、コミュニケーションを続けるといった活動が初日から多く含まれています。

 講師の先生からは、相手に伝えたいポイントをおさえ、テキストや自分のメモ書きを棒読みしないこと、常に相手の目を見て話すことなど、会話を自然に行う上での大切なポイントが数多く指摘されました。

 午後の活動では、教室内でのdiscussionを中心とする学習が比較的多かったため、多少堅さも見られました。しかし、夕食後のゲームを中心としたFun Timeからは、どの講師の先生方とも自然にうちとけ合い、英語を積極的に話そうとする姿勢が徐々に生まれてくるようになりました。
 
 通常の学校の授業では、中3、高1、高2と学年が上がるにつれて、大学受験を意識してGrammarやReading、Writingといった読み書き中心の内容に多くの時間が割かれているのが、学校英語の現状です。

 しかしこのEnglish Campに来て、“何のために英語を学ぶのか”、その答えの1つとして“人と人、そして世界と世界を繋ぐためでもある”というコミニュケーションの手段としての大切な英語教育の視点を、我々指導者の側も改めて気づかせられる機会となりました。
 
 第2日目となる活動より、いよいよ講師の先生方の国々について様々に学ぶlessonが本格的に始まることとなります。