中2理科 ホットケーキはなぜふくらむのか?

2016年10月12日

中2の理科1分野では、物理と化学を学びます。

9月から化学分野に入り、その第1回目では「ホットケーキはなぜふくらむのか?」

というテーマで理科と家庭科のコラボ授業ということで、調理室で実験を行いました!





紫いもパウダーが入った生地を2つに分けて、片方にのみ炭酸水素ナトリウム(ベーキングパウダーの主成分)を加えてあります。

炭酸水素ナトリウム入りの生地は、よく混ぜると、紫いもに含まれる色素と反応してうすい緑色になります。

これには生徒たちもびっくりしていました!



それぞれの生地をフライパンで加熱すると、炭酸水素ナトリウム入りの生地は濃い緑色になってふくらみますが、炭酸水素ナトリウムなしの生地は、紫色のままでふくらみません。





焼いた後はもちろん、おいしくいただきました(^^)

炭酸水素ナトリウム入りのホットケーキは「苦い」という声もありましたが・・・。





今回の実験を通して、「化学反応は身近なところで使われている」ということに気付き、少しでも化学に親しみを持って学ぶきっかけになっていればと思います。

次回は、なぜ色が変わってふくらんだのかに迫るために、化学実験室で「炭酸水素ナトリウムの加熱」実験を行います!