PTA教育文化事業 ゴルゴ松本氏による『命の授業』

2016年12月22日

 毎年恒例の「PTA教育文化事業」。本校PTAの主催で、在校生に本物の文化にふれてもらおうと、コンサートや講演会を実施しています。今年度は、お笑い芸人であるゴルゴ松本氏をお迎えして講演をして頂きました。
 
 “命(いのち)”のポーズが印象的なゴルゴ松本氏の講演タイトルは『命の授業』。この講演は、中学や高校だけでなく少年院などでも講演されているそうです。

 命の大切さ、生きていく上で必要な心構え、命に感謝すること、かけがえのない中学校・高校時代をどのように過ごすか、たくさんの話しを色々な観点から、熱い語り口調で話してくださいました。特に、漢字を使ったアプローチはとても印象的。励ましを込めながら訴えかけるお話しは、“がんばろう”という気持ちを湧きあがらせてくれるもので、ゴルゴ松本氏の人柄も相まって、あたたかい講演時間となりました。
 
ゴルゴ松本氏は曰く、

「努力ではなく“準備をする”と考えよう!」

考え方を少し変えるだけでスイッチを入れることができそうな・・・そんな言葉をたくさん投げかけてくれました。

 
 生徒の中には、今回の「命の授業」から、何かしらの刺激を受けることもあったでしょう。また、将来この日の講演を思い出して勇気づけられることがあるかもしれません。
 
 現代の情報社会において、人にかかるプレッシャーはますます強くなっています。膨大な情報量を処理しながら生きていくことに疲れ、押し潰されてしまう人も多かれ少なかれ存在します。そんな中でも、生き急ぐことなく、一歩一歩焦らず、前向きに生きていくことの意味を改めて再確認させられるものでした。