高校1年 総合学習 発表会

2016年12月27日

12月22日(水)登校最終日、高校1年生は総合学習を実施しました。

4月にドキュメンタリー映画「うまれる」を見て、生命の尊厳について考えました。

そして、その尊い生命を脅かす社会の諸問題について6月、7月と学習しました。

生命を脅かす問題を[犯罪・事故][戦争][環境][貧困][生活習慣・依存症][人間関係][医療関係]の7つのテーマに分け、それぞれについてお話が聞けそうな関係各所に訪問する計画をたてました。
 
10月には班ごとにアポイントをとり、11月に訪問しました。

その訪問先で聞いた内容を12月9日からまとめはじめて、休み時間や放課後なども利用して22日の発表の日を迎えました。

 

1時間目から3時間目は6教室に分かれて、6つの班が発表しあい、相互評価をしました。

お互いの評価をしなければならないので、みんな発表を真剣に聞いていました。

また、1時間目より2時間目、2時間目より3時間目と、どんどん発表が上手になっていました。




4時間目は相互評価をもとに7つのテーマから上位1班の計7班が発表しました。

生徒たちがお互いに評価して選ばれた7班の発表は、それぞれとても素晴らしいものでした。
 

開会のことばで総合委員長は、放課後など居残りして発表の準備をして頑張ったみんなを労っていました。

また、選ばれた発表者の中に「せっかく訪問先で話を聞いたのに、それを生かして自分たちがどのような行動をすればよいのか思いつかない。自分たちはもっといろいろなこと知る必要がある」と主体的な学びの必要性を訴える言葉を述べるなど、素晴らしい到達をみせる生徒もいました。
 




昨年の総合発表会では、37班の発表をすべて聞き、発表時間が足りなくなり、自分たちの思うような発表ができない班もありました。総合委員会ではこの発表の形は厳しいという結論に至りました。

そして今回、発表する班をローテーションすることを考え、お互いに評価し、最後に7つのテーマすべてを聞ける形をつくることができました。昨年の反省を踏まえ、自分たちの現状をとらえた素晴らしい企画になったと思います。

高校1年生のみんなの成長が確実に感じられた時間になりました。みなさんお疲れさまでした。