藤沢市友好都市中国雲南省昆明市の日本語を学ぶ大学生との交流 その5

2017年2月13日

 湘南学園には、保護者で作るコーラスや読書会や茶道などのサークルがあります。毎年、海外からの留学生が来る度に、茶道サークルの「湘友会」の皆様には大変お世話になり、留学生達に本格的な茶道体験をさせて戴いています。今回も、中国からの留学生達は、この湘友会の皆様のお計らいで、素敵な茶道体験をすることが出来ました。今回来日した留学生達が、日本語を学び始めるきっかけのひとつに、「日本の着物がとても綺麗だから」という理由があったそうです。茶道体験当日は、サークルのお母様達達が、素晴らしい着物を着て彼女らにお茶をたててくれたり、実際にお茶をたてさせてくれたりしました。彼女らは日本文化を肌で感じる経験が出来たようです 。
 
 授業での交流の他に、放課後には、中国語初級講座を開き、希望者に簡単な中国語を教えてもらいました。今年は、15名程の学園生がこれに参加し、「おはよう」「ありがとう」「すみません」「こんにちは」「さようなら」といった挨拶や、「頑張って」「愛してるよ」のような表現を教わった後で、「私の名前は○○です。私は○○歳です。私は○○が大好きです。出会えて嬉しいです」といった簡単な自己紹介を中国で出来るように指導してもらいました。1時間の講座はあっと言う間に過ぎ、とても和やかな交流が出来ました。
 
 彼女らの今回の日本滞在は7日間という短い期間でしたが、彼女らと接することが出来た湘南学園生達は、彼女らから私達が忘れかけていた大切なものを教えてもらえたように思います。最後に彼女らが挨拶で語っていた素敵なメッセージの一部を紹介させて戴きます。
 
 「・・・手をつないで、未来に向かって、一緒に歩んでいきましょう!」