連続講演会<第Ⅰ期>開催のご案内

2015年5月29日

 今年度、湘南学園中高では、地域の皆様にも公開させていただく形で、藤沢・鵠沼の奥深い歴史や文化に学ぶ企画を、「連続講演会」のシリーズで開催することにいたしました。この地域にゆかりの深いテーマを掲げ、その分野に精通した第一人者の方々のお力添えをいただいて、教職員・在校生・保護者、卒業生、鵠沼ご在住の皆様や広くその他の地域の方々が共に学び、教養を深められるような機会の実現にお役に立てないかと考え企画いたしました。

 地域の皆様方との共創により、湘南鵠沼地域の「知」の拠点としての在り方も探っていければと願っております。「鵠沼」をクローズアップして、そこから学び直し、「鵠沼」に立地する湘南学園の今後のあり方についても考えていきたいと思っています。その中で地域の方々が湘南学園に関心を持たれ、今後とも足を運んでいただけるようなきっかけにしたいと考えております。皆様のご参加をお待ちしております。

 場所:湘南学園幼稚園ホール (湘南学園への行き方についてはコチラ

※7月4日(土)の講演会につきましては、多くのお申込をいただきました関係で、会場を「中高ホール」へ変更いたします。「中高ホール」は湘南学園中学校高等学校の正門近くにございますので、当日はそちらへお越しください。

 時間:各開催日の14:00~16:00 (受付時間 13:30~)

 ※ご参加は無料です。
 
当日、ご希望の方にはカフェテリアにて昼食をおとりいただくことも可能です。(講演5日前までに事前予約必須)
カフェテリアランチをご予約された方は、12:30~13:30の間にカフェテリアにおいでください。13:30を過ぎましたら、ご予約はキャンセル扱いとさせていただきます。ご理解とご協力のほど、お願い申し上げます。
当日のメニューはカフェテリアページをご確認ください。

◆第1回 6月20日(土)  『鵠沼と湘南学園について』(終了)
 内藤喜嗣氏(鵠沼郷土資料展示室運営委員会副委員長)
・・・1933年、別荘地であった鵠沼の地に、保護者と有識者の尽力よって湘南学園は創立されました。創立以来の個性尊重教育は、鵠沼の地域性とも密接に関わっています。

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◆第2回 7月4日(土)   『杉原千畝について』(終了)
 白石仁章氏(外務省外交史料館)
・・・外交官である杉原千畝氏は、大戦中にリトアニアで日本のビザを発給して、6000人ものユダヤ人の命を救ったことで知られています。戦後、杉原氏は鵠沼に住み、ご子息は湘南学園に通われました。

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◆第3回 9月5日(土)   『東屋に集った作家たち』(終了)
 佐江衆一氏(作家)
・・・鵠沼海岸にあった名旅館は多くの文人に愛されました。志賀直哉と武者小路実篤が白樺派を興し、芥川龍之介一家も関わりました。佐江氏のご尽力によりその記念碑が設置されています。

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◆第4回 11月7日(土)  『岸田劉生について』(終了)
 内藤喜嗣氏(鵠沼郷土資料展示室運営委員会副委員長)
・・・岸田劉生は、白樺派とのつながりも持ち、鵠沼の地で転地療養を行い、娘さんの肖像画を描きながら、幅広い交友関係をこの地で築きました。鵠沼をこよなく愛した画家の一人です。

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第Ⅰ期の連続講演会はすべて終了いたしました。
たくさんのご参加ありがとうございました。