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月別 校長通信

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第706回 大都市圏で守られる~昔ながらの田園風景

2013年6月26日

 年間を通して公私ともども、横浜市営地下鉄をよく利用します。本当に便利でありがたい路線です。

 湘南台から乗って行くと、戸塚の次は舞岡です。「トツカーナ」も出来て更ににぎやかな繁華街から1つ隣の駅ですが、地上に出ると風景は一変します。
 遊歩道に沿って小川のせせらぎや水車や、緑と花が迎えてくれます。先日、数年ぶりに妻と出かけてみました。まだ行ってなかったルートも含めて起伏の多い散策路をめぐってみました。

 

 広い広い舞岡公園は、奇跡のような自然と里山の地域です。昔なつかしい、ふるさとの光景に驚きます。谷戸はこの地域の特徴です。雑木林もあれば田畑もあり、いろんな鳥のさえずりに驚き、心を洗われます。小川には立派なコイがいて、子ども連れの家族がザリガニを捕っています。山林を登っていくと、どこか田舎に迷い込んだような感じになります。

 市民が利用できる田園体験区域があり、行った日は家族連れを中心におおぜいの人達が田植えをしていました。手作業で無農薬の農業体験です。
 “生き物に配慮した循環型の環境管理”が舞岡公園のポリシーであり、昆虫や小動物がたくさん共生しています。多種多様な生き物が守られているのです。売店も自動販売機もなくて“何もない”のが大事なところです。

 

 公園の奥に「小谷戸の里」があります。茅葺き屋根の古民家が保存されています。木々の剪定や庭の手入れにいそしむ人達のおかげで、嬉しい安らぎタイムをいただくことができます。ボランティアの人達が作られたわらじや竹馬があり、民家の中には土間や遊び道具もあり、明治時代の暮らしをしのぶことが出来ます。畳の上でゴロンとなると心地良い風が流れて、至福の時間が流れました。

 舞岡公園は横浜市が管理していますが、数多くの市民団体や地元住民の協力によって運営され、様々なイベントや作業を通じて来園者を迎え入れていることを知りました。“みんなで守る大切な公園”なのです。
 まだ行かれたことのない読者の皆様に、在校生のご家庭に、ご家族であるいは大切な人と一度ぜひ訪れてみてはとお勧めしたいです。くれぐれも“ゴミはすべて持ち帰り”です。自然保護区であり、動植物や農地を侵すことのないようにしなければなりません。

 

 いまは田植えの美しい時期ですが、暑さ本番へ向かいます。紅葉から晩秋の景色も素適ですし、桜の名所や新緑の時期も素晴らしいです。またゆっくりと再訪しようと話しています。