第197回 中3と中1の学年集会から

2011年2月22日
中国からつがいのジャイアントパンダが来日しました。上野動物園で3月から公開されるそうです。地元の商店街や文化施設、区などは歓迎の実行委員会を結成し、アメ横などにはパンダ模様のペナントが並び、可愛いパンダ関連商品が次々と発売されています。
パンダの初来日は1972年で、日中国交回復の記念に「カンカン」と「ランラン」が贈呈されました。筆者にとって高校に入学した年でしたが、沖縄返還も実現し、「戦後」が次の段階へ入った実感がありました。
今回の扱いは、法的な規制もあって中国籍のパンダの「レンタル扱い」となっています。「パンダ効果」の実績から期待が集まりますが、これを機に他の多種多彩な動物達の個性や魅力、そして保護の問題にももっと目が向けられればいいなと思います。

昨日の1校時は、中3と中1が学年集会をひらきました。中学3年はアリーナで、高校進学ガイダンスが中心でした。内部進学とはいえ、高等学校は中学校と は大きく変わってきます。高1と高2の教育課程の編成、学年単位制と進級、高1芸術選択などの要点について、教務主任の先生からの説明がありました。まず は目前の学年末試験へ向けて全力で総復習に取り組むことの重要性が強調されていました。
中学1年はホールに集まり、1月の合唱コンクールの録画を全体で観て振り返りました。この1年で様々な学校行事や学年行事がありましたが、皆で力を合わせて協力することの難しさと楽しさ、そして大切さをつかむように学年会は指導を重ねています。
今週は、「朝自習・朝小テスト」と放課後の「指名補習・再試」「希望補習(質問中心)」が連日組まれています。学年末試験へ向けて生徒全員が懸命に取り組むように、バックアップが強化されています。