今週は試験一週間前であり、各学年では朝の自習会、放課後の学習会や補習などが行われています。判らない箇所や不明な箇所を担当の先生に質問するのも大切ですが、すぐに先生がつかまらないのも少しつらいことでしょう。

　そうした生徒諸君の要望も考慮して、昨年度から始まった取り組みの１つがあります。本校卒業生であり現役の大学生である先輩達が、在校生の試験勉強のサポートで来園してくれ、放課後に教室に入るという学習支援です。
　今週も、大学１年・２年・４年の先輩達のべ７名が、可能な日に中学生・高校生の数学や英語などで、質問対応やプリント添削、再試指導の補助で応援に入ってくれています。あこがれの先輩達にマンツーマンで教えてもらえるのはとても嬉しい経験であり、励みになることでしょう。

　また９月１９日(木)の放課後には、「卒業生分野別相談会」が設けられます。
今回は農学・教育・薬学・看護など本校で人気の学部別の相談会をベースに、東大など国立諸大学や上位私大・専科の大学の先輩達が全部で１４名も集まってくれます。様々な相談内容に応じた回答や助言を受けられる貴重な会になりそうです。

　３年前から「サポーターバンク」を起ち上げ、学園の卒業生が都合のつく時に、母校の在校生のために学習支援など様々なイベントで協力してくれる体制が充実してきています。大学生活で公私ともども多忙な卒業生諸君が、在校生のために時間を割いて続々と母校へかけつけてくれることは本当に嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。

　この日は期末試験が終わって学園祭の準備も動き出す時期ではありますが、部活動の原則ない曜日なので、ひとりでも多くの高校生が参加して気軽に相談するように期待しています。