第164回 夜の街を彩るイルミネーション

2010年12月21日

12月は、日暮れが早くて夜の始まりが早い季節です。
厳しくなる寒さに耐え、少しでも暖かいハッピーな気持ちで年末の日々を過ごせたらと、駅や商店街や家々でイルミネーションが流行しています。

イルミネーションの起源は、16世紀にドイツの宗教改革者ルターが、森の中で夜空を星がきらめく景色に触発されて、木々の枝に多くのロウソクを飾ってその感動を表現してみようとしたことだそうです。

いまやイルミネーションは、日本のこの季節の観光スポットになりました。ターミナルの藤沢駅前はいま夜の景色がとても綺麗です。先日多摩センター駅を経由した時、駅前の目もくらむようなイルミネーションには驚きました。
「全国イルミネーション・スポット2010」のサイトも充実しています。近場情報では、「宮ヶ瀬・光のメルヘン」や都内の表参道、六本木ヒルズにもあこがれます。神奈川新聞に県内名所特集がのっていて、即切り抜きました。

発光ダイオードの普及が、安い価格と光のパワーに優れ、イルミネーションの流行に拍車をかけているようです。個人の民家においても、クリスマスシーズンに向けて、家の周りをすてきな電飾で飾ることが増えました。
新興住宅街でお子様の多い地域では、競うように電飾をされる世帯が広がる光景があります。ある生徒から教えられて、数年前に緑園都市駅近郊の住宅街を廻って歩いてみたこともあります。
筆者の近所にも毎年素晴らしい光のハーモニーを見せてくれるお家があります。毎回少しずつ新しい追加や工夫もあって、近所の人達はいつも楽しみにしています。お家の方に感謝したい気持ちです。