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月別 校長通信

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第771回 中3研修旅行~本日出発します!

2013年11月5日

中学3年生の研修旅行が、いよいよ今日からスタートします。
行き先は広島県と山口県です。4泊5日にわたって約200名の学年全体がともに体験し、移動する大きな旅行になります。

 

研修旅行のパンフレットから、今年も委員の生徒達と学年の先生方の意気込みがしっかり伝わってきます。まず「この旅行の目的」を引用してみます。
① 「世界で唯一の被爆国である日本」に生きることの意味を“ヒロシマ”か ら考え、戦争の事実を深く学ぶとともに、被爆者の方々の願いにふれること。
② “自分たちの生活圏”とは違った地域で生活する人びとに出会い、現地で の体験を通して、その地域の文化やそこで暮らす人びとの生き方から、さま ざまな立場や考え方の人がいるのだということを知り、「人はどう生きるの か」についても考えられるようになること。

そして旅行委員達による発案から、「研修旅行テーマ」が以下のように掲げられました。
『はるか未来のキミ達へ』
・・・・・・私たちは、この旅行で学んだことを、次の世代へ、さらにその次の世代へと伝えていけるような存在になりたい。私たちが「大切なことは何か」を考えて、次の世代に“バトン”を渡せば、未来はきっと明るく開けていくはず。この地球が、ずっと先の「はるか未来」まで続いていくためには何が必要か、私たちはしっかり考えていきたいと思います。・・・・・・

 

この頼もしいメッセージからも伝わるように、この研修旅行は、単に観光地へ皆で行って想い出をつくるのレベルにとどまりません。
平和の尊さを学び、訪問先の地域で独自の体験や交流を重ね、住民の方々の生活と仕事から直接に学ぶことを重視し、生徒達の協力と自主性発揮を大切にする旅行です。「持続可能な社会」の担い手としての自覚を育む旅でもあるのです。

 

今年度の中3研修旅行における、おもな行動スケジュールを紹介します。
◎広島平和公園~被曝体験証言聞き取り、原爆資料館見学
◎宮島における班別自由行動、瀬戸内の自然と開発について考える交流
◎周防大島など3島おける民泊~体験プログラム、民泊先での家業体験

 

島での体験プログラムは、「郷土料理づくり」「竹のぽんぷら飯づくり」「島の魅力をひろげるジャム屋さんとの出会い」「島の養蜂家さんとの蜜蝋づくり」「石風呂体験」「カヌー体験」「座禅体験」「武者絵染め体験」「地引き網体験」など、多彩なプログラムが用意されています。生徒たちは希望で分かれて、郷土文化に出会うそれぞれの初体験に挑戦します。

また2泊の民泊でお世話になるのは、全部で50軒ものご家庭にわたります。遠くから来島した中学生のために、今回も多大なご協力を寄せて下さいます。
ご家庭の家業である「畑仕事」、「漁業」、「調理体験」などのお手伝いをさせて頂くことになります。島全体を挙げてのご尽力を頂いて、貴重な体験学習と交流を重ねることができるのです。

 

この旅行コースは、四年前の中学3年で実施した島での民泊と体験学習の大きな成果から始まりました。すぐに1泊から2泊へと増加してより深い感動と達成感を得ることができました。今年度も継承されて計画が組まれています。
すてきな“瀬戸内の秋”を存分に満喫する旅でもあります。まずは良い天気になるべく恵まれ、中3の生徒達全員が健康に安全に行動できて、素晴らしい研修旅行を実現できるように祈っています。

※    写真は、今年の旅行パンフから(上)と、昨年の研修旅行から(下)です。