第133回(1) 高3の茶道・マナー実習と高2の保育実習の光景から

2010年11月12日

本日は、今週の高校生の体験学習の様子を、写真を中心にご紹介します。
まず最初の写真は、高3家庭科の授業で、「茶道」と「和室のマナー」の実習を行っている場面です。会場はPTA会館の「松が岡邸」です。
3名の講師の先生方の指導で、PTAサークルの「茶道・湘友会」のお母様方のお手伝いもいただき、高3諸君は神妙に真剣に実習に取り組んでいました。ク ラス毎の実習で男子と女子が声を掛け合って習う様子は温かく、和室には素敵な雰囲気がありました。熱心なご指導ぶりに頭が下がる思いでした。懸命に受験勉 強に励む日々の合い間にこうしてお茶を頂くのは、ホッと心が和むひとときであったと思います。

次の写真は、高2家庭科の授業で、「第2回幼稚園訪問実習」を行っている場面です。対象は年少児。年中児・年長児にまたがり、年齢の差により身体の大きさも活動する雰囲気にもずいぶん差があるんだなと実感しました。
園庭には樹木や遊具がいっぱいあり、ウサギやカメが飼育されています。活動内容は、造形・お絵かき・衣替え・昼食の準備・お散歩など多岐にわたっていました。散歩で姉さん兄さんが採ってくれた姫りんごを仲良くみんなで食べる睦まじい光景もありました。
女子は表情豊かにさすがの寄り添いで感心することしきりでした。男子は普段見られないような優しい表情で一生懸命関わる姿もあり感動しました。結婚して 家庭を持つことは楽しいし、親になることは大変だけど素晴らしいことです。こちらの訪問にみな笑顔で応えてくれ、将来それぞれに幸いあれの思いがわきまし た。
幼稚園の古田保育主任からは、高校生達は以前よりさらに気持ち良く挨拶、返事をしてくれます、と嬉しい指摘をして下さいました。園児との関わりで大人らしい対応のエピソードも伺いました。この保育実習の様子は、特に幅広く皆様に観ていただきたい光景です。