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月別 校長通信

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第791回 人生における20代の重要性について(3)

2013年11月29日

(昨日からのつづき・今日が最後です)
エマには大人はいず家庭を築くことになる。あなたはもうすぐに真剣に家族選びを始めなさいと諭しました。周りがし始めたから自分も何となく適当に、ではダメ!結婚はする前の努力が大事であり、仕事と同様に真剣に向き合うべきものだから、理想の相手を自分から見つけに行くのだよと助言したのです。そしてエマは、仕事も家庭も充実した現在を築いています。

 

メグ・ジェイ女史は、20代とは、ロスから西へと飛び立ったばかりの飛行機に似ていると説きます。少し方向を変えるだけで、飛行機はアラスカ行きにもフィジー行きにもなるのです。そして例えば21歳、25歳、29歳の時の1回の会話、1回のチャレンジ、1本のTEDトークがその人の人生を大きく変えるきっかけになるかもしれないと説きます。
世間の風潮に流されずに、20代の重要性に気づくべきです。この時代に自分に投資して(get identity capital)、ツテも生かしてチャンスを広げ、家族選びをする。自分の世界を狭めないで、人生の方向を決めるのは今ですよ!と彼女はまとめていました。

メグジェイ女史は大学卒業後、進路に悩んだ末、まずアウトドアのインストラクターを5年間経験したそうです。様々な子どもに出会い、その問題に向き合ったことが彼女のキャリア形成を支えました。この“回り道”が大事な自分への投資となったそうです。

 

女史の「遠いつながりこそ役に立つ」との指摘は、日本で近年深められてきた希望学の成果で、「weak ties(弱い絆)」をいろいろ持つことの重要性が強調されていることとも共通していて、啓発されました。

 

20代は坂道を登りゆく時代です。でもその中で体力や耐久力をつけ、だんだん周りの景色が広がっていく時代でもあります。
メグ・ジェイ女史の講演は、まず卒業生の大学生や社会人に聴いてもらいたい内容でした。自分の息子や娘にも視聴を勧めました。
またその20代へつながる10代に生きる在校生諸君に対して、我々教員の助言力をもっと深めたい、10代の特質をふまえた的確な励ましに努めたい、と改めて思われました。

 

※ この間の写真は、昭和記念公園および新宿御苑で撮った風景です。