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月別 校長通信

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第814回 身近な展示館を訪問して学ぶこと

2014年1月11日

今日は、冬休みに初めて訪問した2つの展示館のことを紹介します。在校生や小学生にも広くお勧めできると思われた場所です。

 

横浜の日本大通り駅(東急みなとみらい線)昇降口横にある「横浜ユーラシア文化館」と「横浜都市発展記念館」です。
同じ重厚な洋館の中にあり、まとめて訪問できるのもありがたいです。入館料は全体で300円と格安で、学べる豊かさに比べて申し訳ない思いでした。

「横浜ユーラシア文化館」は、横浜からローマまでのユーラシア広域の東西交渉、古今の文化交流を、実物や地図などを通して楽しく学べる展示館です。
遠く古代オリエントのシュメール人の遺跡や、ローマ・ペルシア・漢や唐など大帝国の華やかな文化と交流を、様々な文物や遺跡資料を通してたどれるようになっていました。
関連してこの期間には別フロアで「遣唐使は見た!~憧れの国際都市・長安~」の特集展示が行われていました。日本文化の形成に大きな影響を与えた中国の唐代。遣唐使のエリート達が何を目指し、見聞し、日本にもたらしたかに迫る企画でした。唐三彩や皇朝十二銭、中国・インド・ペルシアの宝物、遣唐使をめぐる苦難の詳細など、バラエティあふれる展示に惹きつけられました。

 

更に興味を得たのは、別フロアの「横浜都市発展記念館」でした。ある寒村が開国の拠点として発展を開始し、欧米や中国から数多くの渡来人も居住して国際貿易都市となったヨコハマ。新たな居住地域や衣食住に最先端の文明開化が展開されます。工業地帯の形成、住宅地域の段階的な拡充の軌跡も、具体的に学べました。
その間、「関東大震災」と第二次大戦中の「横浜大空襲」の惨禍には息をのみます。絶望的な地点からの復興のドラマは偉大です。山下公園や伊勢佐木町の歩み、私学の勃興、映画・洋食・スポーツ・芸能など身近なヨコハマ諸文化の盛衰。横浜ドラマチックを様々な側面から興味深くたどれる展示館でした。

 

目立たない冬休みの日でしたが、来場者の少ないのはもったいない気がしました。関内周辺は見どころが多くて、文化の香り豊かな地域です。私も公私共々良く行くゾーンです。花や新緑、黄葉なども存分に楽しめる地域です。その一部ですが、ぜひ訪問してみて頂きたい展示館でした。他にも気になる訪問先があるので機会を見つけて訪れてみたいです。