第106回 学園祭第2日 今日も天気に恵まれますように!

2010年10月3日

さわやかな秋の晴天は、本当に気持ちがいいです。学園祭の初日は、幸いにも最高の天気に恵まれてスタートしました。

校門の周辺には、参加団体のパネルが取り付けられています。毎年恒例となったこの装飾がまたハイレベルで、カラフルで、力作ぞろいです。
本番を迎えた生徒達の表情は、みんな楽しそうでウキウキしています。参加団体ごとに、工夫をこらしたTシャツやポロシャツを着込んでいるところが多く て、校内に華やかな感じがあります。クラス全員の愛称を入れたユニフォームは団結感を感じさせます。校内至る所に、階段や渡り廊下などに施された飾り付け もすごくきれいで、裏方の人達の思い入れを感じます。

学園祭の魅力は「多様性」だと思われます。様々な企画といろいろなアイデアが出されて、それぞれが花を咲かせる行事です。
多くの文化部がここを大切な発 表の舞台としています。クラス参加を重視するのも学園の特色です。クラスメイトと新たな対話の輪があちこちにできて、時間制限をのりこえる分担や協力を進 めていくのです。外来者の皆様方に積極的にアピールし、ていねいに説明できる努力も大切です。

・・・・・・つらいのは、様々な企画が同時進行して、実際に見ることの出来ない部屋や発表も多いことです。私は個別の学校・入試相談にも加わります。校 内のあちこちで保護者の方々や懐かしい卒業生に出会うのも楽しみです。しかし合い間をぬって巡回に努めても、学園祭の一日はあっという間に終わってしまい ます。呼び込みに応えきれないことが多く、すまない思いです。ある屋台の参加で「午前中に完売しました!」という朗報も届きました。今日の第2日も、何と か午後遅くまで天気が持ちこたえてくれればというのが大きな願いです。

昨日見学できた団体で、特に印象的だった場面をふたつ紹介しましょう。ドライエリアのステージで、初企画の『書道パフォーマンス』を観ました。ダンス部 の華麗な踊りの後で、書道部員を中心に、なぜか「緑一点」の高1男子も混じって、コミカルなダンス応援をバックに、大きな紙にダイナミックな書道を実演す るコラボです!観客ゾーンの盛り上がりも最高でした。ホールで合唱部によるミニコンサートにも行けました。最終ナンバーの『聞こえる』の熱唱には胸が熱く なりました。またどこかで必ず聴かせて欲しいです。
同窓会の皆様方による学園の歴史を追った写真展や、絵画や彫刻など優れた作品の展示会場でも釘付けになりました。 大先輩の方々から、往年の学園の様子についていろいろ興味深いお話を伺えました。ありがとうございます。

この日曜日が学園祭の要です。PTAによる大バザー展もいよいよ本番を迎えられます。各参加団体の大成功を祈ります。