第96回 感動の再会とウェルカムパーティー!

2010年9月21日

19日(日)、ついにノックス校の皆さんが、湘南学園に到着されました。
「ウェルカム委員会」の有志諸君が、ホールの飾り付けや出し物の準備を、調理室では先生方と生徒諸君がランチの用意を、前日の夜遅くまで、そして当日の 早朝から入念に進めてくれました。ホストファミリーを受けて下さる保護者の方々も来校して頂き、ノックス校ご一行の到着をいまかいまかとお待ちしたので す。
午前10時過ぎ、校門からホール前まで、吹奏楽部やダンス部の皆さん、ウェルカム委員会の皆さんが、大きな歓迎の花道をつくってくれました。そしてつい にタクシーが向こうの角に見えて!・・・・・・豪州セミナーに参加した何名かの諸君は、もうこみあげて泣き出しました。タクシーが到着するとすぐ、再会の 喜びいっぱい、抱擁する光景がありました。

まずホールに皆さんが揃い、ウェルカムパーティーの開会です。
司会は高2の竹之内君と東風谷さんで、バッチリ英語のスピーチです。まず「木管アンサンブル」で吹奏楽部の高2吉村さん・酒井さん・山本さん・大村さ ん、高1山浦さん・奥田さん・君塚さん・山浦君(助っ人)の2組による素敵な演奏が行われました。アニメソングを中心とした美しいメドレーや可愛い浴衣姿 に惹きつけられました。
仲本学園長先生の挨拶、山田の挨拶に続き、ノックス校のピーター副校長のご挨拶があり、両校の間に生まれた友好関係の大切さとこれからについてのお話に 深く共感しました。高2総務委員長の友部君と、高2実行委員長の當間さんは、直前まで相当な緊張ぶりでしたが、立派に英語で歓迎のスピーチをしました。 ノックス校代表のアラナさんは、思いあふれる涙のスピーチを届けてくれました。
続いて高2森山君の司会で、ビンゴ大会が行われ、次々と歓声がわきました。
その後、ホールからドライエリアへ出てもらい、日射しの強烈な中でしたが、ダンス部が3つの作品のパフォーマンスを披露してくれました。高1渡辺さんの英 語紹介で繰り広げられたダンスは、暑さにまけないエキサイティングな熱演で、ノックス校の先生方にも絶賛のお声を頂きました。ホールに戻って、ノックス校 の皆さん全員による美しいコーラスを聴かせてもらいました。

その後、ラウンジへ移動してもらい、会食の時間です。美味しいおにぎりやお菓子、ホットドッグ、味噌汁&お吸い物など、手作りの昼ご飯がにぎやかに用意 され、その味は格別でした。あちこちのテーブルで、ノックス校の皆さんを囲んで、ホストファミリーの皆さんも入って、楽しい語らいの輪が広がりました。 ホール~ラウンジの流れはやっぱりいいです。本校の自慢です。
この日も、多数の運動部や文化部が休日練習で来校していました。吹奏楽とダンス部の他にも、野球部、バスケット部、バレー部、卓球部、サッカー部、書道部など多数の部員諸君が、ラウンジに三々五々合流してくれ、にぎやかで和やかな雰囲気が広がっていきました。
“あの男子と話してみたい!”とモジモジする学園生女子を連れて行き、すぐに紹介と交流で盛り上がるとか、アドリブな楽しさが広がったのです。
その後、学園生がノックス生をそれぞれ連れて校舎案内しました。明日の合同イベントへ向けた打ち合わせもありました。各ホストファミリーがそれぞれをお迎えしてそれぞれのご自宅へ出発して終了です。

・・・・・・本当に大きな大きな一日でした。何よりも、ウェルカムを担当した学園生諸君の熱意や企画力に大感謝です。定期試験もはさんだのに、高2諸君 を中心によくぞあそこまで歓迎の輪をつくり、短い時間で多彩なプログラムを用意して、みごとに成功した実行力に脱帽する思いです。
さすが学園生の自主性は素晴らしい!と改めて誇りに思います。また直接の担当でないのに、この日の何と朝5時に家を出て準備の手伝いで奮闘して下さった 教員までいたことをご紹介します。残暑の厳しさが心配なスタートでしたが、こうして最高のお迎えができました。本日から校内のプログラムが本格的に進行し ていきます。昼休みや放課後に、学園生諸君とノックス生諸君の交流や対話の輪が、いろいろな形で広がり盛り上がることを、まず一番楽しみにしています。