第45回 近づく前期中間試験・朝の学習風景から

2010年6月4日

学年最初の定期試験は、新しい科目、新しい先生の、新しいテストということもあり、生徒諸君の不安は大きいことでしょう。
各学年では、朝のHR前の時間帯や放課後の時間帯も利用して、各自の学習を促しサポートする様々な取り組みが進められています。

特に中学では、今週は連日、始業30分前からのいっせい学年「朝自習」が奨励され、放課後も学年全体での「放課後学習会」が設けられています。

中1を例に紹介しましょう。学年では、「小テストと自己採点」と「プリント学習」を軸に、初めての定期試験へ向けて自分なりの学習のまとめを促す指導体 制がとられています。各科目の基本事項・重要事項を中心に朝の小テストで点検し、できない部分はそのままにせず放課後に取り組む、という流れです。先週の 学年通信『しおさい』では、6月5日(土)までの「朝自習」と「放課後学習会」の毎日の科目割りが示され、生徒達が計画的に復習を進めるように配慮されて います。

中学各学年の「朝自習」風景を巡回してみました。どの学年でも黙々と諸科目に取り組む姿は頼もしく、教室には独特の雰囲気が流れています。達成感を持てる結果を残せるように祈るばかりです。

今日の写真には、先週の「朝講習」の中学生の様子や、第1教員室前で毎朝熱心に勉強している高校生の様子も載せています。高1の野球部員達ですが、必ず 毎朝勉強の合間をぬって気持ちの良い挨拶をしてくれます。部活も勉強も両立して頑張ろうという意欲の強さが、多数の学園生の持ち味だなとよく思います。試 験1週間前から部活が規制になり、追いこみの日々が続きます。

前期中間試験は来週月曜日からスタートです。それぞれ懸命の総復習を続けていくことでしょう。全校の皆さんの健闘を祈っています。