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月別 校長通信

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第876回 携帯・スマホ時代の中学生&高校生へ②

2014年4月25日

昨日からの続きです。筆者は携帯電話でメールは割と頻繁に、通話は時々行います。公私ともども必須であり、仕事上で職場の同僚や学外の様々な方々、また部活関係の部員への連絡で、特にメールの送受信は重宝しています。
スマホはまだ所有しません。職場でも自宅でもパソコンを開く時間は長くなりました。それでも移動時間やプライベートなひとときにあまり機器に振り回されたくない思いもあって、旧式の携帯で間に合わせています。

 

この分野の関連で、いま一番の話題は「LINE」でしょう。この便利な日本発の「無料通信アプリ」は世界に急速に普及中であり、すでに何と数億人の人達が利用しているそうです。もちろん日本の中高生にも一気に普及して、日常生活に大きな影響を及ぼしています。すごく便利だけれど、スマホ依存やいじめの温床にもなるリスクが広く指摘されるようになりました。生徒自身が問題点を考えて話し合い報告するなど、学校現場の取り組みも始まっています。

 

「翌日の持ち物やテスト範囲を聞く」、「部活の練習や待ち合わせの連絡を徹底する」、「学校で全然話せなかった人とLINEのやり取りから学校でも話せるようになった」など便利で欠かせないとの指摘があります。
一方で「友達と寝落ちするまでLINEで会話して夜中の2時頃までなってしまう」、「勉強不足になり成績が下がり、生活リズムが崩れて睡眠不足から学校でつらい」、「友達とカラオケやボウリングに行ってもスマホばかり見ていて楽しくない」、「LINEで暴言を浴びさせれ、グループから強制退会させられた」といった嘆きも表明されます。以上は高校生の作文例として紹介された記事からです。

 

LINEにはすばやく複数の人と会話できる魅力がありますが、双方のメッセージの往来に伴う「かったるさ」にも直面します。自分が読んだら相手の場面に「既読」の印がつくので返信しなくてはとの強迫観念に襲われるのです。

「既読スルー」を重ねられると、相手に嫌われてるのではないかとの心配が出てきます。必然的に多数の友達にマメに返信せざるを得ず、楽しいやりとりが義務化して、打ち切りの難しい“はてしない”交信にもなりかねないのです。

高校生はLINEの「面倒くさいところ」として、大量の未読メッセージがたまることを挙げていました。ある女子高生は「しばらく見ない間に469件も通知が来ていた」と話しました。絵文字より大きな絵柄のスタンプを連続して多数送りつける嫌がらせもあるとの報告もありました。既読の印がついた相手からの返信がない「既読無視」のつらさは、多くの高校生に共通していたそうです。勉強や生活の妨げになっていると感じる生徒も70%を越えていたそうです。

そうした状況の中で、在校生諸君はどうなっているだろうか、とやはり心配になり、おりにふれて実情を尋ねてみることがあります。(明日へ続く)