第31回 体育祭が終わって:全校行事の意義

2010年5月19日

伝統の体育祭が昨日実施され、今日は2校時始業で、高3以外はまず後片付けと掃除を行いました。そして3校時からは授業が再開されました。

新任の先生が話していました。「学園の体育祭はすごいと思います。上級生と下級生が大きくまとまって楽しく練習し、1つの目標に向かって燃えていけるスタイルが新鮮でした。みんなの輝く表情に圧倒されました」
そうです。本校の体育祭は、高校生と中学生が縦割りでつながり、声をかけ合い、気づき合い、夢を持って力を合わせるイベントです。まず先輩達のリードす る姿に触発され、いろんなメンバーシップを体験します。そして5年目の最後の学年で、これまでの経験を踏まえて、全校的なリーダーシップの役割を経験する のです。



1つの事業の達成へ向けて「全体ではどんな仕事が必要か」「どんな段取りが求められるか」「どう役割を分担するか」、「どう周りの人達を動かしていく か」「困難な時に何をすべきか」・・・・・・それらは、大人になり社会人になってからも、切実に求められることがらでしょう。
この体育祭という全校行事でも、生徒諸君はいろんな課題や壁に直面するのです。クラスで、実行委員会で、色別連合の中で、かけがえのない経験をすることでしょう。そして行事をやりきったゴールで、他では得がたい感動と感謝の気持ちがおこると思います。
湘南学園の皆さんには、「社会に貢献する、明朗で実力ある人間」に育って欲しいと思います。こうした学校行事の経験も、本校の教育目標に沿って、その大切な一環として位置づけられます。

生徒諸君、お疲れ様でした。体育祭の素晴らしい伝統を、また次年度以後に継承、発展していってほしいと願っています。