第30回 晴天に恵まれ、みんなで燃えた、楽しい体育祭!

2010年5月18日

 最高の晴天に恵まれて、本日体育祭を実施しました。
 学園小学校の建築工事の関係で、今年はグラウンドが少し狭くなり、パネルや得点板も例年と位置を変えるなどの制約がありました。

 しかし「オープニングセレモニー」から、満を持した生徒諸君の意気ごみと笑顔が広いグラウンドを一気に染めました。「アトラクション」は色別連合が特に力を入れて練習したものです。グラウンドいっぱいに華やかでダイナミックなパーフォーマンスが展開されました。その後、学年別種目や男女別種目など多彩なプログラムが続き、ランチタイム明けの最初は「オールスター☆クラブ祭」で、本気組とアピール組がにぎやかに登場しました。女子と男子が力を合わせる綱引きや、高2~中1の5人組が力を合わせる障害物競走もみものです。学年種目はクラスの団結を競い合い、伝統種目の竹引きや騎馬戦も盛り上がりました。そして色別対抗リレーは圧巻です。各学年の勇者達によるデッドヒートは興奮のるつぼでした。

 最後の閉会式はすばらしく感動的でした。皆の大健闘を祝福する学園長先生の温かく力強いお言葉に始まり、結果発表は歓喜と落胆を交えつつ各色の堅い団結を深め、各色高2リーダーからの挨拶は涙、涙のスピーチでした。一番苦労して練習を重ねた高2諸君はおおぜいが泣いていました。協力した下級生への感謝とねぎらいの言葉に心を打たれました。初参加の中1諸君には、学園の楽しく感動的な体育祭を共に経験した、晴れがましい喜びの表情がありました。全体の総合優勝は、黄組が獲得しました。

 大きなケガなどありませんようにと願いましたが、軽い擦り傷をした人はいたものの、急に具合が悪くなってといった申し出等はなく、こんな大規模なイベントですが、時間的にもほぼ予定通りで、安全に無事に体育祭が成功したことは、とても嬉しく喜ばしいことです。

 競技や応援の様子はもちろんですが、本部にいると実行委員会の諸君が実に一生懸命に実務を進めていることに、改めて感心しました。召集、用具、決審、得点、放送、保健、パンフ、会計、書記と、60名もの諸君が裏方でがんばって体育祭を支えていました。たとえば顔見知りの静かな生徒が、笑顔でめいっぱい動いて任務をはたしている姿があります。地味な仕事が大事であることを理解し、みんなでこの体育祭を創っていくんだという気持ちがにじみ出ています。グラウンドでは、赤、青、黄、緑、黒の5色の大集団が、次々と多彩なドラマを繰り広げます。“学園の体育祭はやっぱり本当に素晴らしい!”という思いが改めてこみあげるのです。
 総務委員長の友部君と、体育祭実行委員長の河村さんの言葉を、みんなは精一杯の思いで受け止めて耳をすまし、二人の苦労をねぎらいました。二人のスピーチにも、保護者の皆様、教職員やご迷惑をかけた地域の方々への感謝の気持ちが表明されていました。幹部の諸君、本当にお疲れ様でした。

 保護者の皆様には、今年もおおぜいご来園頂きました。例年より更に狭いスペースしかなく、また暑さとほこりがしんどい環境の中で、長い時間見守って頂き、声援を頂き、心から感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

 最後に、本部から撮った写真を、本日は多めに掲載します。生徒諸君の輝く姿をごらんください。