第12回 今週から、中学生の放課後指名補習を再開しました。

2010年4月20日

新学期の授業が進んでいます。湘南学園では各学年で、通常の授業のほかに、補習や講習が旺盛に展開されています。

今日は、中学生を対象にして日常的に放課後に行われる「放課後・指名補習」を紹介しましょう。教科は英語と数学で、年4回の定期試験の結果から、基本事項の定着がまだ充分でないと判断された生徒諸君が、保護者のご承諾を頂いて、週1回放課後に指名補習を受けるものです。
英語や数学は、現在の学習内容が土台となって、この先の学習内容が展開される関係性がとても強い教科です。いま習っている内容を充分に理解し習熟しない と、この先の勉強がどんどんつらくなるものです。そこで成績が不振だった諸君に、指名で残ってもらい、じっくりと集中的な補習を行い、今後の自学自習のや り方についてもアドバイスに努める機会とします。

一人ひとりが「どこでつまづいているのか」をつかみ、個別指導を充実させるために、補習担当の教員は2名で、「ティーム・ティーチング」を行っています。各授業を受けるのは、それぞれ10数名で、マンツーマンの指導に努めています。
中3と中2は、昨年度最後の後期期末試験の結果を受けて、新しいラウンドの指名補習を、今週から始めました。昨日は両学年とも英語が行われました。
今日と明日は数学が行われます。新入生の中1は、6月の前期中間試験の後からスタートします。
その日に部活のある諸君も、原則この補習の受講を優先してもらい、終了後に部活に合流してもらいます。中にはプリントの課題がなかなか終わらずに、二人 一人と最後まで残ってがんばる光景も見られます。つらい部分もありますが、教科を担当する先生と密に関われて、いろいろコミュニケーションもとれる貴重な 機会です。苦手にしている生徒諸君も、この機会を生かして基礎学力をしっかり高めていって欲しいと願っています。