第927回 湘南学園PTAの「母の文庫」

2014年7月2日

湘南学園では、建学以来、楽しく充実したPTA活動が、学園全体で多彩に展開されてきました。その中で、PTA独自の図書館を持っていることは特筆されることです。

カフェテリアのある「80周年記念館」の奥に位置する「母の文庫」です。今日はこのすてきな施設についてご紹介します。

 

「母の文庫」は、《保護者と子が共に学び合うように》、《お父様お母様方の図書室に》という願いから発足して、多くの方々に利用されてきました。
2階まである家庭的な建物は、樹木や花々に囲まれています。網戸を開けて部屋に入ると、たくさんの本がきれいに並べられ、落ち着いてここで本を読んでいたいな、と感じる温かいお部屋です。貸し出しノートを拝見すると、大勢の方々が利用されていることがわかります。

開室日は、湘南学園の園児・児童・生徒の在園・在校日を基本にしています。平日は9~15時、土曜日は9~12時に開室されます。本やCDの貸出期間は2週間で、書籍の返却用のBOXも用意されています。

毎月定例で開かれる委員会では、書籍の購入やラベリングなどの整理、「母の文庫通信」(前号は6月24日に発刊)の発行など、様々な実務を役員の皆様が進めておられます。希望の図書アンケートやNHKブックレビュー、大手書店のランキングなども参照して、新しい本の選定が定期的に行われています。前号の通信では入荷したばかりのホットな新刊雑誌が載っていました。

 

「母の文庫」の建物の隣には、PTA会館の1つである「第二松が岡邸」があります。また「80周年記念館」のカフェテリアの横には現在、学園の歴史を写真と地図でたどれる貴重なコーナーが設けられ、その奥には同窓会の運営の中心となる大切なお部屋も隣接しています。

PTAや同窓会、後援会など、湘南学園を支えて下さる皆様方の、諸活動の拠点になる重要な建物がこの区域に並んでいるのです。

 

在校生保護者の皆様方には、カフェテリアで美味しいランチをとられる前後の時間に、ぜひとも「母の文庫」にも足を運んで頂きたいと思います。