第1057回 学年末試験まであと1週間~卒業生の学習支援

2015年2月23日

全国的に“春一番”のたよりがやってきました。今日は気温がかなり上がるようで、梅の開花も一気に進みそうです。花粉症の本格化を心配しつつ、春めく日々の移り変わりに期待を寄せるところです。

 

さて、今年度最後の定期試験にあたる「後期期末試験」=「学年末試験」は、あと1週間後にせまりました。来週の3月2日から始まります。

今日からはクラブ活動も規制されます。朝のクラス自習や放課後の学習会・補習など、特に中学の各学年では試験直前のサポート体制がとられます。たとえば中1では、毎朝2科目ずつのプリントが配られて朝自習が促されます。試験に直結するポイント内容です。そして放課後には朝の内容に照応して学習会が設けられ、定着が図られています。校舎のあちらこちらで先生方に質問する生徒達の様子が見られます。ひとり黙々とまたは友だちと共に勉強する高校生や中学生の姿が増えていきます。

また今回も「サポーターバンク」を通じて、現役大学生の卒業生の皆さんが、学習支援で来園してくれ、放課後の「学習支援」で中学生の試験勉強をサポートしてくれます。今回はのべ14名で中学各学年の数学を中心に、英語や国語の指導でも入ってくれます。

 

学年末試験は、これまでの定期試験の反省を生かした、入念な準備が求められます。「自己ベスト」を目指す気持ちで総点検に立ち向かって欲しいです。教科の勉強はまず「小さなパーフェクト」の積み上げが大切です。小テストや単元テストで満点をめざす姿勢が足腰を鍛えます。次に一定の試験範囲を持つ定期試験で「より広いパーフェクト」をめざす努力を重ねて実力が蓄えられていきます。

そして将来には大学受験という大きな関門が待っています。各科目の「全範囲」が対象となる全国版実力テストです。現在の努力の積み上げは、そこでの達成度にもつながっていきます。

高校3年生の諸君は、いま私大受験の最終盤、国公立試験シーズンに入る正念場でたたかっています。この間教員室には次々と朗報が入ってきています。来月には、あとへ続く高校2年生を対象とした「合格体験講演会」が設けられることも決まっています。