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月別 校長通信

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第1117回 身体も心もめざましく成長する時代

2015年6月6日

試験前の週末です。電車の中では今週、テキストやノートを開く在校生が日増しに増えていました。ホームに降り立っても本を閉じられない様子もありました。今年度最初の定期試験に向けて心配は募ることでしょう。なすべき総復習を黙々くまなく進め、納得できる成果をあげてもらいたいです。

 

全校生徒の皆さんとの接点は限られていますが、校内や通学路で面識のある生徒と出会って驚くのは、特に中学生の成長の速いことです。中1の新入生も入学時と、約2か月経った今とではもうだいぶ違います。まして中3や高1以上の学年になると、身長もずいぶん伸びて、雰囲気も大人っぽくまたは青年らしくなって驚かされることが多いです。
以前は表情の陰りが気になったのが、笑顔がふえて屈託ない様子に接したりすると嬉しくなります。時々在校生を見て気づくのは、どこかで“ふっきれた明るさ”を得るような時期がそれぞれにあることです。場合によっては卒業して大学生になってから、就職して社会人になってからのこともあります。

 

“疾風怒濤”の思春期にそれぞれがどんな葛藤や難問に直面しているかは、周囲の大人ですら十分につかみきれないものです。最終的には各自が解決するしかありません。
我々教員は声かけや寄り添い、励ましに徹していくのが基本です。目立たない生徒にこそどこかで接点を持ちたいものです。言葉を引き出し、心をこめて言葉を届けることです。教員は生徒各自の成長や決心を見守っていきます。身体も心も劇的に成長するドラマに接することができるのは我々の仕事の醍醐味です。卒業してからも気軽に戻れるのが私学であり、卒業生のその後の軌跡にふれることも大いに勉強になります。

 

一昨日もある卒業生が訪ねてくれました。数か月の米国留学の経験やこれから力を入れたい勉学について話してくれました。今後の海外セミナーでもアシスタントを務めてくれる予定の、頼りになる卒業生です。
卒業生との接点が多いのも私学の魅力です。かつての学園時代の様々な様子も懐かしく思い起こします。中には保護者として大人同士で出会い直せる卒業生も少なくありません。そうしたご縁を大切に、いま迎える在校生との接点を改めて大事にしていかねばならないと思うものです。