第1169回 試験の返却と学園祭の準備

2015年9月25日

「シルバーウィーク」の導入により、国民の暮らしには大きな影響がもたらされました。

この期間には大きなスポーツの話題も入りました。ラグビーのWカップ英国大会にいま大きな関心が寄せられています。日本代表チームの決勝トーナメント初進出を大いに期待しています。

 

昨日から前期期末試験の返却が始まりました。ある程度の「一喜一憂」は避けられないことですが、テスト自体の丁寧な総復習と、ここまでの振り返り、これからの課題発見と着手こそが大事なことです。

一方、学園祭が近づいています。来週の土日本番へ向けて、実行委員会の準備や各クラスなどの作業が本格的に始められています。この連休中にもアーチ係などの作業や多数の参加団体の下準備が進行しています。

 

中学のあるクラス通信で、担任の先生から熱いメッセージが発せられていました。試験返却と学園祭準備に向けての助言とともに、「心に響いてほしいと思う言葉」が載っていました。

「一緒にやろうという力がまとまってこないと物事は前へ進まない。成功の成否は人の和にあり。」・・・・・・藤森正路氏(住友金属鉱山社長)のお言葉だそうです。学園祭のクラス参加で対話と協同を進めるクラスメイトへの呼びかけにつながる引用であり、強く共感させられました。生徒諸君の課題でもあり、我々大人の課題でもあるなと痛感します。教育の志を共有して前進すべき私学の人間にとっても金言です。

 

この先生は、ほぼ日刊の通信で、Jポップの名曲など身近なメッセージもよく引いて、学校生活に寄り添う助言や提起を届けています。偉大な先哲だけでなく、この現代を力強く生きる人びとの言葉からも私達は勇気やヒントをもらえるものです。