第1230回 高校2年生~大学訪問・キャンパスツアー

2015年12月15日

本日、高校2年生は、いっせいに首都圏各地へ大学訪問に出かけます。

東京・神奈川近郊の39の大学等・78の学部学科系統に分かれ、数多くのキャンパスに分散して訪問します。有名私立大学や国公立大学が中心ですが、訪問先は一番多いところで9名でした。1名だけの単独訪問も多くなっています。先生方の様々な努力が実って訪問先が相当に増加しました。

驚異的なのは、これだけ多数の訪問先・キャンパスに、すべて学園卒業生が待っていてくれることです。現役進学の大学1年からかなり年上の学年にまたがる先輩達が時間をとって協力してくれます。メンバー一覧を見ると、学園生時代の懐かしい姿が次々と浮かんできます。人気のある大学は学部学科別になるケースが多くなっています。今回3つ以上に分かれているのは、青山(5)・慶應・上智・日本・法政・明治(7)・立教(5)・早稲田(6)でした。

 

このキャンパスツアーは、近年定着した重要な本校のイベントです。

待ち受けてくれる先輩達は、数年前には同じ立場でその上の先輩達のガイドを受けて、大学受験へのモチベーションを高めることができました。「自分達がお世話になってとても役に立ったから、今度は自分があとに続く後輩達のために貢献しよう」との気持ちが皆に共通しているのがとても嬉しいです。

本校が大切に考えて特に強化してきた貴重なつながりです。「サポーターバンク」におおぜいの卒業生が登録してくれ、いろいろな場面で協力してくれるようになった成果の1つです。

 

大学構内を案内してもらいながら、キャンパスライフの魅力や、受験まで積み上げた努力、いま取り組んでいる学習や研究などを伝えてもらいます。訪問先や時間を下調べし、担当教員への電話連絡に注意してグループごとに行動します。

第一志望校への思いを深め、あこがれのキャンパスで直接のガイドで理解を深めることは貴重なことでしょう。受験勉強のポイントについて説得力のある助言やヒントを得られることでしょう。周囲の街の様子にも目を向け、この街で暮らすのだといった夢も広がるのではないでしょうか。

この日の訪問が、これから本格化する受験勉強の生活を、力強く支える体験となることを期待しています。