第1249回 中高別の合唱コンクールを本日開催!

2016年1月22日

本日、第26回合唱コンクールを、鎌倉芸術館にて開催いたします。

年度最後の締めくくりに、ここまで同じクラスで生活と苦楽を共にしてきた級友が、男女で力を合わせて取り組む重要な学校行事です。

合唱コンクールは、4月の新入生歓迎会、5月の体育祭、10月の学園祭と同様に生徒会行事であり、中学と高校別々の「合唱コンクール実行委員会」が運営します。

当日の進行や運営、審査員の先生と審査方法、各賞の設定、楽譜の集約、楽器の使用許可、放課後練習の時間割と場所、本番の入退場の流れなどの全ての実務を担当します。前年度までの実績に依拠しつつ、新たな企画や工夫を入れて準備します。パンフレットの作成も各クラスへの取材などを経て立派なものが作られました。

 

高校の部は10時15分に開演予定です。高2と高1の合計10クラスが競います。歌う順番はくじ引きにより決められており、各クラスは入退場合わせて一定時間内でステージに立ちます。これは中学生も同様です。

高2諸君にとっては、これが実質的に高校生活最後の学校行事になります。文理コース別の制約から男女の人数差でハンディのあるクラスもありますが、いろいろ工夫して臨みます。例年高2の意気込みと実力の高さには定評がありますが、高1諸君はひるまず入賞を目指して先輩達に挑んでほしいものです。

中学の部は13時00分に開演予定です。中2~中1~中3とくじによる順番で各クラスが歌い、学年別の審査になります。風邪やインフルエンザの影響が今年は少なかったのが有り難いですが、全員が揃えないクラスはその人達の思いもこめて歌ってほしいものです。

結果発表に先立って、高校では全体合唱とPRビデオの上映があり、中学では合唱部によるコーラスの披露があります。そして高校全体及び中学全体の最優秀クラスによるアンコールのコーラスがそれぞれ設定されています。

 

実行委員会の生徒諸君がすべての運営を仕切り、感動の表彰までを担います。すっかり伝統となった“手づくりの合唱コンクール”であり、クラスと男女の協力を軸に自主性と積極性を存分に発揮してもらいます。

毎年、大勢の保護者の皆様がご来場されます。一般の外来者の方々もご参観になれます。教員による受付を必ず通って頂きます。自由席で2階席と3階席を用意しております。ご都合がつきましたらお気軽にご来場、ご鑑賞ください。

私は今回も、両方の部の審査員に加えて頂いています。重圧と緊張でいっぱいです。楽譜集もお預かりしますが、十分参照出来ないのが申し訳ない気持ちです。しっかりと耳を澄ませて聴くばかりです。寒い日々の中を頑張ってきた全てのクラスが、練習の成果を最大限に発揮できるように祈っています。