第1261回 餅つき大会 in カフェテリア!

2016年2月13日

今日は放課後に、楽しい生徒会イベントが、カフェテリアで行われます。「餅つき大会」です!クラス委員有志の主催により、数年ぶりに復活しました。
参加者はつきたてのお餅を無料で食べられます。味は、醤油・あんこ・きなこです。生徒会アンケートをとっての実施なので、結構たくさんの人達が来ることを予定して準備されます。中心となる有志諸君は、冬の寒さをふきとばす楽しいイベントにしようとテンションをあげているようです。

 

このイベントの成功をサポートしつつ、「ただやりたいからだけでなく、餅つき自体についても認識を深めてほしい」と、生徒会指導主任の先生から問題提起がなされていました。
「餅つきをESDの視点で考える」として、日本古来の伝統文化の意義を説明しています。もともとは米の収穫を祝い、今年の豊作を祈る大事な行事でした。新年の歳神様をお迎えして今年の幸福を祈願するものでした。歳神様が正月の間に落ち着く場所が鏡餅であり、端午の節句には柏餅を供え、日本のお祝い事にはおもちが欠かせない物。なぜならおもちの中には神様の魂が宿る、元気が宿るって考えられてきたからなのだよ、と述べられています。

 

人と人とのつながりの機会としても今回の餅つきを考えて欲しいとした上で、当日の準備や作業のポイント、「ご飯」と「お餅」に関わる学びのテーマなどが示されていました。
学校生活の幅広い指導の場面において、ESDの視点で捉え直して深めていくことが、いま本校の大事な課題になっています。

※ 写真は、数年前にドライエリアで行われた「餅つき大会」のものです。