第505回 今年度から始まる韓国英語村ツアー

2012年7月13日

 夏休み中の湘南学園中高は、夏ならではのプログラムが盛りだくさんです。
 お盆以外の時期にはずっと校内で夏期講習が行われます。高校生対象の合宿講習も実施されます。また各クラブでは、夏休みの練習日程を組んでじっくりとスキルアップを図ります。多くの運動部と文化部が夏期合宿も予定に組んで、先輩と後輩が宿を共にして切磋琢磨します。夏の公式戦大会やコンクールなどもいろいろと待っています。

 更に海外セミナーが3コースに分かれて実施されます。カナダセミナー、オーストラリアセミナーは約2週間の長期研修ですが、明日にご紹介しましょう。
 そしてお盆の時期の8月13日~16日に、3泊4日の第1回「韓国英語村ツアー」が初めて行われます。すでに一度ご紹介しましたが、応募者は中学1年生が多くて33名もいました。抽選の結果、中2と中1で21名の皆さんが参加することになりました。もれてしまった方々には本当に申し訳ないばかりです。翌年のツアーへの参加優先の手立てもありますが、ぜひ今年こそ参加したいとのお気持ちも伺い、8月20日からの別ツアーで更に8名の中1の生徒たちにも韓国英語村の体験をして頂くことになりました。

 「アジアで急成長を遂げる韓国で」「英語圏の日常生活を体験しながら」「使える英語をいっぱい学んでグローバルな関心を広げよう!」~このツアーのねらいは明確です。訪問する英語村では、空港・ホテル・商店街・郵便局など様々なシチュエーションが用意されています。各場面で使える英語を楽しみながら学べる施設となっています。セキュリティーも万全で、そこで缶詰になり英語キャンプを行うイメージで学習に専念できます。

 なお今年度から、学校における中学英会話の授業もグレードアップを図っています。全学年で「1クラスを2つに分けて少人数授業」の従来の設定に加えて、「ネイティブの教員と日本人の教員のティームティーチンング」による授業方法を導入しました。英語によるコミュニケーション力を育てるための指導強化です。普通の英語の授業時間でも、“オールイングリッシュ”の進め方を模索する教員がいます。中学段階から実用的な英語力を育てるさまざまな工夫がなされているのです。

 今日の後半の写真は、この3月に行われた韓国セミナーの展示発表です。韓国には毎年春に、ソウル滞在を軸とした海外交流の機会を別に設けています。
 それに先立つ韓国英語村ツアーでは、英語がもう得意な生徒も、まだ始めたばかりで自信のない生徒も、このツアー4日間の“英語漬け”の体験の中で、英語のスキルアップと参加して良かった!との大きな手応えを得て、帰国してもらいたいと思います。