第471回 ハンドボール部~関東大会で熱戦!

2012年6月4日

 先週土曜日、高校男子ハンドボール部が関東大会へ出場しました。
 会場は、八王子郊外の中央大学体育館。関東都県から集まった代表校選手と保護者、応援の人たちがいっぱい!体育館を埋める5面のコートで試合が次々と進行し、熱気があふれていました。学園の選手達は午前中からライバル校の観戦やウオームアップで志気を高めました。

 初戦の相手は埼玉の強豪・浦和実業。大会直前の円陣で斉木先生、清水先生の激励や助言を聞く雰囲気は真剣そのものでした。部員保護者の方々が早くから集まり、お揃いのTシャツを着こんでスクラムを組みました。辻理事長、浦田PTA会長、PTA副会長の鈴木様と原田様、部OBを始め多数の卒業生保護者の方々が応援にかけつけて下さいました。
 試合は前半25分~中休み10分~後半25分の1時間です。緊張と期待の中でついに開始!目の前で始まったハンドボールの世界は強烈でした。パス廻しの速さ自在さに驚き、一瞬で入れ替わる攻守やゴール前のせめぎ合いに息をのみました。
 出だしは鮮やかな速攻とキーパーの好守で学園がリードしました。しかしその後相手チームのパワフルな反撃速攻が続いて逆転されます。後半には攻撃を組み立て直してゴールを連取し同点に追いつく寸前まで進みました。しかし最終盤いくつか決め切れずに、結局18対21で敗れました。

 初めて目の前で見たハンドボールのスピードとパワー、ダイナミックなシュートの迫力、予期せぬ攻守交代の厳しさなどが心に残りました。
 試合後の選手集合では、顧問の先生から具体的な進行に沿って練習成果を出し切れなかった点で厳しいコメントがあり、試験後に行われる高校総体予選で、特に高3部員が総決算として最後の力を発揮しようとの指導がありました。応援に集まった保護者や卒業生の方々からは健闘をたたえる惜しみない拍手がありました。

 常連強豪校のひしめく中での初出場。さぞ緊張感も強かったことでしょう。試験直前に重なる厳しい日程の中でカバンには教材も潜ませつつ、寸暇を惜しんで練習や自主トレに取り組んできた部員諸君。学園と県を代表して本当に良く頑張ってくれました。この経験は今後へ向けての大きな礎になったはずです。今回の反省も糧にして、これからの活躍を期してまた努力を続けてほしいと思います。