第1318回 新たな年を迎えるにあたって

2016年12月23日

ロータリー交換留学生共々の年越し

 湘南学園中学校高等学校は年間学事日程を二期制として構成しており、後期中間テストが終了しその答案返却が終わると、冬休みに入ることになります。生徒の皆さんは、この4月に現学年に進級し、以来9ヶ月の取組みを振り返り、改めて2/3年の時点での成果と課題の「振り返り」が求められるのです。
 
 生徒会三大行事も5月の「新体育祭」、11月の「学園祭」をそれぞれ全力で取り組み無事成功裡に終了させ、残すは1月の「合唱コンクール」。生徒会合唱コン実行委員の準備は着々と進んでいます。そして3月には「ヤングアメリカンズ・リーチイン湘南学園2017」が待ち受けています。
 
 さて、今年度ロータリー交換留学生としてフランスよりマリーヌさんが本校で学んでいることはお知らせした通りです。そのマリーヌさんは、高校2年で総合学習研修旅行関西コースに参加して日本の歴史と文化を貪欲に学び、日本語修得にむけ高いモチベーションで取り組んでいると聞きました。
 
 そこでいただいた「The Second Semester Midterm Exams in the School Year of 2016 The 2nd Grade of Senior High School Japanese Language」を拝見しました。評価は「Very Good!」彼女の頑張りが成果につながっているのをみることは大変嬉しいこと、まさしく私たちへの何よりの「クリスマスプレゼント」です。こうした交換留学生も日本で「年越し」を迎えることになります。同時に、湘南学園からフランス・クレルモンに留学している高橋さんも、マリーヌさん同様に留学地で「年越し」体験をすることになります。その一つひとつの体験から、それぞれの留学生は異文化理解を深め、世界理解をすることになるのでしょう。
 
 師走の声が聞かれるころ、湘南学園より程近い「江ノ島」では、11月26日(土)から2017年2月19日(日)まで、「湘南の宝石~江ノ島を彩る光と色の祭典」が開催されています。その美しさは、「第4回イルミネーションアワード総合エンタテイメント部門全国第2位」という評価をみればその素晴らしさが想像されることでしょう。そうした光景を寒風のなか湘南学園校舎の屋上に立ち、シルエットに浮かび上がる赤富士と共に眺めるのも楽しみの1つです。江ノ島のお正月といえば初詣、初セーリング、初サーフィン、そして初しらす丼でしょうか。お帰りに、鵠沼松が岡の湘南学園周辺を散策され、初春の気分を味わわれるプランも用意されています。
 
 皆様にはよい年を迎えられますことを心より祈念しております。


*「校長日誌」の次回更新は、冬休み明けの2017年1月13日となります。