第1331回 満開のさくらの下で

2017年4月21日

~始業式・対面式・新入生歓迎会~

 新中学1年生201名にとっては、始業式後の4月はあっという間に過ぎ去ってしまうと感じる慌しくも密度の濃い3週間となります。始業式、対面式、そして新入生歓迎会がアリーナにて湘南学園らしい温かな雰囲気のなかで行われました。
 
 新中学1年生を迎える他学年の生徒も、後輩たちができた喜びに、どんなことを伝えようか、してあげようかとそれぞれ思いをめぐらせている風でした。それは自分たちが新中学1年生の入学時にあたり、先輩たちに温かく出迎えられ、思い思いの「心からの歓迎」をしていただいたこと、その「歓迎」がいまの自分自身の拠り所につながっていることを少なくない生徒の皆さんが思っているためでもあるのでしょう。
 
 湘南学園中学校の新入生は、学園小学校からの内部推薦で進学をしてきた皆さん、そして中学受験を経てきた皆さんの2つにより構成されています。そうしたなか、内部推薦で進学をしてきた新入生は、厳しい中学受験を突破してきた皆さんと共に新たに始まる前期中等教育(中学校教育課程)についていけるかという心配をもっているようでした。また逆に中学受験を経験してきた新入生にとっては、学園小学校→学園中学校という小中一貫で築かれた内進生と一緒についていけるか、という不安を持たれているようでした。

 双方の心配には及びません。学園小学校で学び体験し考え表現する総合力と、中学受験で学び培った突破するチカラが、新中学1年生クラスの中で相互に刺激しあう関係がつくられることの期待と、そこから生まれる本質にむかう学びが、これからの授業空間をより豊かにしていくことになるものと確信しています。
 
 異質の他者同士の個性が「ぶつかり合う」なかで、それまで考えてもみなかったことが見えはじめ、その疑問や意見の背景を考えるきっかけになり、その理由を知りたいと自ら調べ始め、考え始めることこそ、湘南学園中学校高等学校が目指す湘南学園教育につながる第一歩といってよいでしょう。
 
 湘南学園に集う新入生は、春本番の湘南の風と陽光をうけ、入学後の短い期間ですが、こころもち、気持ちも身体も大きくなったように感じました。「湘南の知性輝く気品高い湘南学園生を目指して」、それぞれの一歩をしっかりと歩み出して行きましょう!