第370回 高校3年生・センター講習を実施中

2011年12月15日

 師走も、はや半ばとなりました。高校3年生は、大学受験という重要な関門を前にしています。それぞれが温めてきた「こだわりの第1志望校」の目標実現を目指して、日々たたかっています。

 高3は通常の授業が12日に終わり、13日からは「指定登校期間」に入りました。この日以後は、登校して自習してもいいし、自宅で学習をしてもいいとの扱いになります。この期間にできるだけ登校を続けて生活リズムを整え、来月に待つ重要な「センター試験」で高い成績が取れるように、学校としては「センター講習」という特訓講座を設けて、積極的な受講を募っています。

 どの曜日も、国語・社会・数学・理科・英語の諸科目、諸分野のスペシャルメニューを用意しており、多数の講座で時間割が埋められています。
 今年度も多数の申し込みがありました。5名前後の授業もあれば、30名近い授業もありますが、授業担当者はそれぞれセンター試験の出題傾向と受講者の到達状況をふまえて、密度の濃い授業を行っています。

 1月のセンター試験は、全国で一斉に実施される巨大なテストです。国公立大学の一次試験にあたるとともに、多数の私立大学もこの枠を利用した選抜を組み込んでいます。世間的にも大きな注目が集まるテストです。高校3年生の大部分の諸君が出願しています。推薦入試に合格したりして、実際には受験しない諸君も一部出てきますが、大部分の高3諸君にとってはこのセンター試験の受験が、その後の連続受験の大事なスタートとなります。

 大学受験は、寒さとのたたかいも含みます。体調管理に気をつけて、最後の追いこみを地道に強気に粘りぬいて欲しいと思います。