第1349回 オーストラリア・ノックススクールジャパンツアー

2017年10月6日

~湘南学園 秋の国際交流第一弾~

 湘南学園中高が海外への姉妹校提携の魁となったオーストラリア・ノックススクール(メルボルン・ノックス)のジャパンツアーが豊かな異文化交流の成果を残し、無事終了しました。この交流を支えていただいたホストファミリーの皆様には心から感謝いたします。
 
 ノックススクールについては、すでにご紹介した通り、「K-12」、つまり幼稚園、小学校、中学校高等学校を併せ持つ総合学園であり、その構成は湘南学園と同様です。今回のツアーには14名の生徒の皆さん、そして引率教員のティナ先生、ニコ先生が参加され、またアラン学園長ご夫妻にも表敬訪問をいただきました。
 
 2日目から本格始動したノックス・ジャパンツアーの概要をお伝えしましょう。それは東日本大震災プレゼン&オリエンテーション&日本文化DVD視聴に始まり、幼稚園・小学校・中高・アリーナ施設見学後、鎌倉遠足に。3日目は、中3英語授業での交流、書道体験、茶道&長唄&日本舞踊&琴体験。4日目は、武道体験として柔道体験、午後は学園生と共に学園祭準備に。5日目は、終日ノックス生のみでディズニーランド遠足に。その後、1泊2日で広島・大阪旅行、週末は何と言っても湘南学園中高第7回学園祭を共に目いっぱい楽しみました。まだまだ続きます。10日目は、しっかり学園祭後片付けを手伝っていただき、生け花体験へ。午後には、名勝旧跡訪問として江ノ島を堪能、そして最終日の11日目、終業式でのご挨拶を終え、フェアウエルパーティーへ。ホストファミリーの皆様や生徒の皆さんと「別れたくない」との想いがタイムリミットまで続きました。
 
 11日間にわたるノックスJTプログラムを成功させた下支えは、何よりも学園生たちの協力とグローバル教育委員会に関係する先生方のボランティア、そして何よりもホストファミリーの皆様方のご協力が相乗してのことといえましょう。
 
 このように実に盛りだくさんで密度の濃い交流を通じて、学園生とノックス生との理解と友情は深まっていきました。学園生の中には、「オーストラリアセミナー2018」への参加を心に決めた生徒もいたことでしょう。こうした双方向の交流の積み重ねは、湘南学園の国際化推進を大きく加速させ、学園生一人ひとりが何らかの形で世界にトビタツ刺激と意欲を喚起させることにつながっていったのではないでしょうか。