第277回 中学朝礼 防災対策の大切な話 & 中学運動部の壮行会

2011年6月28日

 先週末は、6月として史上最高の気温を観測したとの日があり、一転して涼しい日曜日もありました。蒸し暑さが増す一方で、 「梅雨冷え」もはさむ時期です。それぞれが体調の管理に心を配る必要があります。
 さて本日は、昨日の中学朝礼の様子を紹介します。今回は、防災対策に関する柳下教頭先生のお話が中心でした。 これまで毎年9月初めを中心に避難訓練をしてきましたが、大津波の到来を想定した訓練の必要については認識が 弱かったことが話されました。東日本大震災を機に、藤沢市の予測も受けて学園もその対策を全学で進めており、 中高でも来月5日に大津波到来を想定して避難訓練を行うことが話され、その概要が説明されました。それぞれ居る フロアの3階へと移動することが基本となります。その留意事項が説明されました。
 柳下教頭から、緊急時には一人ひとりの自覚ある行動と、周囲の人達との声かけや協力がいかに大切になってくるか、 「釜石の奇跡」を再び例にとって力説されました。更にこうした避難訓練だけでなく、実はふだんの学校生活でも、 目の前の危機を予測した自覚ある、節度ある行動がいつも求められていることが強調されました。最近も学園中学生の間で、 駅の階段を指定外のゾーンを急いで昇っていた生徒が降りる途中の一般の方にぶつかってしまったケース、廊下を 走っていた生徒が教室から出たばかりの生徒にぶつかってしまったケースなどの事例が紹介され、生徒達に注意を 喚起する大切なお話でした。
 朝礼の後半は、これから夏の中学公式戦を迎える運動部の代表者諸君に前に出てもらい、全学として壮行会を行いました。 昨年度からこうした機会を設けています。ふだんの頑張りを讃え、今後の活躍を皆で励ましたいためです。
 卓球部・陸上部・男子と女子のハンドボール、男子と女子のバスケットボール部・剣道部・女子バレーボール部・ ラグビー部・サッカー部・水泳部・野球部の代表が、一人ずつそれぞれ部活名と代表者名を告げ、今後の大会へ向けての 意欲を述べてもらいました。更に全体を代表して、野球部の中3木内将海君が、今度の大会は三年間やってきた練習の 総決算であり、全力プレーで蓄えた実力を発揮したい、と決意の弁を語ってくれました。最後に生徒会総務委員会から 中学副委員長の中3佐藤春花さんが、皆さんは学園祭準備や特活本番も控えて忙しいシーズンですが、練習の成果を 発揮できるよう練習の追いこみを頑張って下さいとエールの言葉がありました。
 各クラブの部員諸君が、蒸し暑さにまけずに、それぞれの大会で思う存分に実力を出し切れるように祈っています。