第225回 みんなの学校生活を支えるリトルストア

2011年4月21日

  湘南学園の校舎の中で、いちばんにぎやかなゾーンは「テクノエリア1階」かもしれません。この棟には特別教室が集まり、フロアは4階まであります。
 その入り口に「リトルストア」があります。前の校舎では「購買部」と呼ばれ、拡充されていろいろな品物が用意されている場所です。全校の生徒達の毎日の生活をサポートする大切な売店です。リトルストアは、昼休みや放課後を中心に在校生でいっぱいになります。

 まずは食品類です。在校生の昼食はお弁当が基本ですが、ご家庭の事情などから、ここで昼食を購入する生徒達もおおぜいいます。
 日替わり弁当は「から揚げ弁当」の月曜日から土曜日まで様々でした。常備の弁当は「鶏マヨ丼」「ロコモコ丼」「鶏カツ丼」「鶏照り焼き丼」「天丼」と多彩でした。定番のやきそば、おにぎり各種は量も多めです。手作り調理パンは「トンカツバーガー」「サンドイッチ・ハムカツ」「スイートポテトパン」など十数種もありました。普通のメーカーパンもいろいろあります。プリンやゼリーやヨーグルト、ミルク・ジュース・コーヒーなどのデザート類もにぎやかなラインアップです。
 朝の段階で各クラスごとに「パン袋」を通じて予約しておくと、確実に購入できます。クラス別の予約品の収納棚もあります。その上で個別のバラ売りにも対応して頂いています。本校には食堂はありませんが、かなりの品揃えでバックアップに努めているわけです。
 「リトルストア」ではノートやペンなどの文房具類や、Yシャツやソックスなど制服関係の衣類も常備され、コピー機などが置いてあります。自動販売機は売店の中と外に多めに置かれ、ペットボトルやブリックパックの飲み物類は、昼休みと放課後に購入できます。生徒達はいくつか飲み比べてお気に入りを決めているようです。冬季にはポタージュやココアなどホット系も用意されます。

 その外へ出ると、100名近い生徒達を収容できる「ラウンジ」があります。自販機の中には、部活の帰りに「寄り道して買い食いする」ことがないようにと、帰宅後夕食までの「つなぎ」向けのパンの自販機もあります。受験生の皆さんが来校されると、この収納パンに驚いている様子がよく見受けられます。
 昼食は、教室だけでなく、テクノエリア各階の「ラウンジ」や「スクエア」でも取って良いことにしています。天気が良ければ、ラウンジ外の屋外にあたる「ドライエリア」のベンチやその正面奥の大階段でもOKです。せっかくの楽しい昼食の時間です。クラスの枠を越えて友達おおぜいで、毎日お気に入りの場所で食べる楽しみも尊重しているわけです。もちろんゴミの後始末をきちんとすることが条件です。

 リトルストアでお世話して下さる女性スタッフの皆様方は、長年にわたって生徒諸君との慌ただしい対応に心をくだいて頂いています。いつも温かく親身になって関わって下さり、感謝の念にたえません。
 今後、説明会や学校行事で本校へお越しの際には、以上のようなスペースにも注目して頂ければと思います。