第649回 全校一斉で、定例健康診断を本日実施

2013年4月12日

 今日の写真は、9日の始業式の後に行われた対面式の様子です。新入生と在校生が初めて出会う大事な場面でした。

 

 さて本日は、全校一斉の健康診断を行います。健康診断は、各学校が毎年必ず行わなければならない重要な行事です。本校では、授業への影響を少なくするために、学年ごとのローテーションを組んで、様々な検査を一日で実施する方式をとっています。高校生は午前に、中学生は午後に行います。

 

  検査項目は多岐にわたっており、全員が受ける検査は、「身長・体重・座高の測定」「視力検査」「内科検診」「歯科検診」「尿検査」となっています。いくつかの学年が検査するのは、「聴力検査」「心電図検査」「胸部レントゲン」となっています。

 学校医の先生方、多くの医療機関の方々に本校へお越し頂き、保健室の先生方が組んだ計画に沿って、大部分の先生方がサポートで分担に入ります。緻密な実施要項とタイムスケジュールのもとで、校舎内のあちこちに診断箇所が分散して設けられ、在校生諸君の自覚的な協力を得て円滑に進められます。

 

   自分が中学生だった頃、健康診断は期待と心配の入り交じる、毎年の通過点でした。小学校時代から背の順は前から1番目か2番目だったので、特に身長の伸びは気になりました。高校生まで何とかちゃんと伸びて安堵しましたが、色白な自分の容姿や身体については長い間コンプレックスが続きました。
 中学生~高校生の時代は、何かと自分の身体のことでコンプレックスを抱きやすいものです。50代になった今は、様々な「老化」の兆候をいかに緩和していくかがの悩みでもあり、課題にもなっています。

 

 生徒諸君にとっても、この健康診断は定期的に自分自身のからだと向き合う大切な機会になることでしょう。現在の自分の健康状態や、食生活および生活習慣などを振り返り、できる改善の努力を心がけてほしいと思います。