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第20回 学園教育を支える運営スタッフの皆様に感謝

2018年6月13日

 梅雨の時期は蒸し暑くて傘の心配など気苦労が続きます。それでも年齢を重ねて楽しみが増えてきました。色とりどりのアジサイの花はその筆頭です。わが家の庭でも通りがかりの街路や公園でも、カラフルな潤いを届けてくれます。

 「学校」というと、まずたいてい「子どもと先生」の関係が想起されますが、学校の運営は、実際には多数の分野の運営スタッフのサポートやリードによって進められていくものです。
 本学の日々の運営に関わる皆様が、学園生と教員、全学の教育環境のためにどれだけご尽力頂いているか、今回はそのことについて少し紹介いたします。
 

 「事務・用務パート」の皆様の業務分野は、きわめて多岐にわたります。
 幼稚園・小学校・中高それぞれの日々の運営に関わって、必須のお仕事がたくさんあります。保護者や学外との受付対応、学事や広報を中心とした資料準備や管理、校舎や備品など施設関係の対応や修繕、校舎周辺までおよぶ清掃、募集・入試関連の膨大な実務、法人運営に関する諸業務、学校の経理や行政との諸連絡、などが想起されます。

 教職員は情報機器を駆使し、学内の情報連絡もペーパーレス化の進展など、新しい業務環境の中にあります。パソコンやiPad、プロジェクターなど各種機器の使用は年々進歩を重ねています。

 ホームページは各パートとも魅力向上が著しく、各パートの旺盛な発信を支える手厚いサポート体制も万全です。機器の苦手な私が通信を出せるのも、スタッフの方が強力なガイドとサポートをして下さるからです。全学の校舎の防犯体制も強化され、守衛やセキュリティー担当の方々にも大変お世話になっています。

 そして、本校独自のPTA、理事会、同窓会、後援会を通じた、皆様方の強力な教育へのご支援があります。保護者のご協力がこんなに広範な私学は類例を見ないことでしょう。

 NPO法人湘南食育ラボの方々には、独自のカフェテリアで学園生と教職員への出食や食育の展開、外来者へのもてなしなどで多大な恩恵をいただいています。放課後NPO法人アフタースクールの方々には、魅力あふれる多彩なプログラムで児童の学園生活をいっそう豊かにしてくださっています。

 さらに総合学習やグローバル学習の分野では、地域住民や学外関係者のご協力の輪が年々広がっています。
 

 学園教育の基盤は、こうした幾層ものお仕事やご協力があって強固なものになっています。われわれ教員や学園生の皆さんが理解を深めるべきことです。