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第22回 PTA「母の文庫」~読書に親しむ憩いのお部屋

2018年6月20日

 湘南学園のPTAには、「母の文庫」という独自の図書室があります。
 長い運営の歴史を経て、現在は湘南学園カフェテリアの奥の場所に位置しています。今回はこの伝統あるPTAの施設について改めてご紹介いたします。
 
 母の文庫は、「保護者と子が共に学び合うように」、「お父様お母様方の図書室に」という願いから発足し、多くの方々に利用されてきました。

 2階まである家庭的な建物で、周りは樹木や花々に囲まれています。網戸を開けて部屋に入ると、たくさんの本がきれいに並べられ、落ち着いてここで本を読みたいと感じられる温かいお部屋です。貸出ノートを拝見すると、大勢の方々が利用されていることがわかります。
 数年前には、父親中心の会にあたる「サポーターズクラブ」の方々のご協力で周辺の整備が行われました。模様替えがなされ、雑草をぬいて砂利が敷かれ、花壇やベンチが設けられ、素晴らしいエントランスになりました。

 開室日は湘南学園の園児・児童・生徒の在園・在校日を基本とし、平日および土曜日に開室されています。
 毎月定例で開かれる委員会では、書籍の購入やラベリングなどの整理、「母の文庫通信」の発行など、様々な実務を担当の皆様が進めておられます。
 膨大な書籍情報やアンケートなども参照され、新しい本の選定・充実を図るのはさぞ大変なことでしょう。

 昨年度は新たな試みとして、バザー当日母の文庫オープンデーの開催、キッズスペースの設置、返却・リクエストBOXの増設、寄付BOXの新設、貸出期間の延長など、より使いやすく親しみやすい文庫にしようと活動して下さいました。
 
 湘南学園では建学以来、楽しく充実したPTA活動が多彩に展開されてきましたが、PTA独自の図書館を持っていることは特筆されることです。

 在校生保護者の皆様方には、カフェテリアで美味しいランチをとられる前後の時間に、ぜひとも「母の文庫」にも足を運んでいただきたいと思います。

追伸 「母の文庫通信NO1」が、6月14日に全学で発行されました。興味深い新刊のご案内があり、夏休み中の開館なども合わせて詳しく紹介されている素敵な誌面です。母の文庫委員会の皆さま、いろいろとありがとうございます。