【スペシャル】未来の学校 SDGs(おやつメニュー)
湘南学園のSDGsプログラムではおなじみの山藤先生が、チョコレートを2種類持って
「未来の学校」のプログラムに来てくれました。
参加するメンバーの中には、プログラムが始まる前から
「未来について考えてきたよ。考えがあふれちゃってあふれちゃって。」
なんて言う子も。
山藤先生は、学ぶ気まんまんの子どもたちに言いました。
世界には、手を打たないといけないことや、今は解決策がない問題が色々あるんだよ。
地方の定置網漁業の漁師さんが高齢化していて、手を打たないと10年後には日本産の魚が食べられなくなるとか、
地球温暖化のこととか緑が減っていることとかね。
「みんなの新しいアイデアが解決策かもしれないんだ。何かアイデアを思いついたら大人に当たってみて!
それでだめなら次の大人に当たってみて。やりたいことを思いついた子どもと社会をつなぐ大人や企業はたくさんいるんだよ。話が進んでプロジェクトができるんだ!」
と先生が言うと、子どもたちの目が輝きだし、体は前のめりに。
林を作るために森を燃やしていいと、ブラジルの新大統領が規制をゆるめたせいで、アマゾンの森林が燃え続けている。
これは自然の火事じゃないんだ、人が起こしていることなんだよ。その広さは神奈川県の5倍という広さ!
アマゾンの広い森林が減ってくると、地球全体が変わってきてしまう。
どんなふうに変わってくると思う?
木がなくなったら動物のすみかがなくなっちゃうよね。
土砂崩れも起きちゃうかも。
人間が便利さを追求したら、気候変動につながった。
どうしたら地球温暖化をとめられるんだろう。
宇宙飛行士が宇宙から地球を見ると、みんなこう思うんだって。
「地球が私たちの家なんだな。」って。
僕が、私が、日本が、どこの国がっていうんじゃなくて、みんなで自分たちの家である地球を守ることを考えていきたいね。
パーム油って知ってる?
スナック菓子や洗剤など、私たちが毎日の生活で使っているモノに使われているんだけど、
この原料となるアブラヤシの林を作るために、自然の熱帯雨林の木がたくさん倒されているんだ。
多くのチョコレートにも使われているんだよ。2種類のチョコレートを食べ比べながらみんなで未来について考えました。
真剣な表情で話を聞いて、わたしたち、ぼくたちにはなにができるだろう・・・
しっかりと自分事として考えられています。
2年生から、「わたしたち、電気をつかいすぎちゃっているんじゃないかなぁ?」という意見が出て、
先生からも「その通りだね!みんなよく考えてるんだねぇ。」と驚かれました。
再生可能エネルギーだけでも生活できる未来についてもヒントをもらって考えました。
山藤先生にどんどん質問していく子どもたち。
もう座ってなんかいられません。
立ち上がって、先生を囲んで質問攻めです!
最後には、子どもたちから「プログラムの時間がたりないよ~」と一言。
「みんな、生活していく中で買い物するよね。
買うことでなにが起きているか、自分が買うまでに何が起きているかを調べてみたらいいよ。
パッケージの裏の材料をみて調べてごらん。」
という先生からのメッセージももらい、これから先の子どもたち自身の学びも楽しみになりました。
未来を変えていくのはこの子たちなんだなぁ。
【おやつメニュー】
10月28日(月)ベビースターラーメン・一口ゼリー・玉子クッキー
10月29日(火)いなり寿司・パックンチョ・スティックゼリー
10月30日(水)いももち・小魚・ぱりんこ
10月31日(木)ハロウィンパーティーおやつ
11月1日(金)ラムネ・スナックセレクト・カプリコ