6年生 SDGs4

2020年2月10日

6年生 「総合」 SDGs パート4

 

6年生は、SDGsのテーマに取り組む1年にしています。

3学期は、世界へと視野を広げていますが、そのお話は次回に回し、今回は、前回お伝えした「ビジネスideaコンテスト」を行うことになった続編です。

体験やCase Study を通して、そこで出会った「人」の考え方や価値観、生き方に接し、その触れ合いの中から、自らできる具体的な行動を考え、地域の中に「ムーブメント」を提案する学習を行っています。今回は、問題解決型授業を行っていました。それが「ビジネスideaコンテスト」です。協力をお願いしたのは、小田急線片瀬江ノ島駅の駅前にある「チャバディ/Chabadi(https://chabadi.asia/)」というお店、田中優衣さんは、快く協力して下さいました。タピオカドリンクを販売しているお店で、プラスチック容器の使用について大きな問題意識を持っておられる方です。湘南学園小学校の学習に賛同して下さり、「ビジネスidea コンテスト」という形で学習協力をお願いしました。


『プラスチック・環境問題を考えて、タピオカドリンクをどのように販売すれば良いか提案して欲しい』との依頼を受ける形で、子ども達が解決方法を調べ、企画書を作成しました。それを見て、子ども達の可能性を感じて下さったようです。

 

そのお返事がきました。以下、田中さんからのお手紙を添付します。


皆さんが考えてくださった、「ビジネスidea コンテスト」。まずは、みなさんたくさん調べて、アイディアを出していただきとても嬉しかったです!本当にありがとうございました。企画書は、スタッフみんなで拝見しました。どのアイディアにも、スタッフ一同感心しておりました。企画書にはスタッフも知らない情報も多く、勉強させていただけました。お店としては、まだまだ環境問題への取り組みは難しい部分も多く徹底するには、普段から意識している私達でもなかなかできません。この機会に、私達ももっともっと日常的に活動していけるようになろうね。と改めて話し合うきっかけとなりました。ありがとうございました。その中から4グループが、特に印象的でしたので特典をプレゼントできればと思います。本当に、どのアイディアも面白いだけでなく、コストや宣伝方法なども考えてくださり、私も勉強になりました。皆さんのおっしゃる通り、バイオプラスチックや紙ストロー、マイボトルがもっともっと普及して一人ひとりの意識が変わっていけばと思います。そして何より皆さんのアピールメッセージがとても心に響きました。皆さんの心の温かさが、もっともっと素敵な学校やまちづくりにまで広がっていくと嬉しいです。ぜひ皆さんもChabadiだけでなく、ドリンクを飲む際は、お持ちのボトルでエコ活動してみて下さいね。お店に来る際に、海や近辺の道路でゴミ拾いをしてきてもらえると嬉しいです。小さなコンビニの袋にでも入れて、持ってきてもらえれば、お店で回収して処分します。ぜひ、今回、勉強したことを自分で行動に移してみて下さい。

 

今回、田中 優衣さんの人柄に触れ、本気でプラスチックゴミのことを考えた子ども達。

人から学び、自分の力にしていく。

とても良い学習ができました。

 

続く。

次回、インドネシアバリ島の近くにあるレンボンガン島の高校生達との交流をお伝えします。