エコスクール

環境学習プログラム エコスクール
 エコスクールとは、デンマークから始まった世界最大規模の学校での環境教育プログラムです。子どもたちが主体的に取り組むことを大切にしながら、地域や保護者の方ともつながりながら環境について課題を決めて取り組みます。

 湘南学園小学校は子どもたち一丸となって厳しい審査を通り、2013年に念願のグリーンフラッグを取得しました。今後も継続してエコスクールとしての活動を続けていきます。

エコスクールの特徴

自ら考え行動する力を養います
7つのステップを通じて課題の発見、目標、行動計画の設定、活動実施後の見直しを繰り返し、目標達成を目指します。これら一連のプロセスに児童・生徒が協力して取り組むことで、問題解決の思考力、そして行動力を育てます。

児童・生徒の主体性を引き出します
児童・生徒が中心となって全てのステップに取り組むことが求められます。児童・生徒が意思決定を行い、教員、保護者、地域を主導する役割を担います。

学校、保護者、地域のつながりを生みます
一部の児童・生徒だけでなく、学校全体、さらには地域が一丸となって取り組むことが求められます。全校の児童、生徒、校長、教員、保護者、地域など、より多くの人が参加することにより、取り組みの更なる発展が期待され、また地域の人たちとのつながりを深めるきっかけとなります。

国際的なネットワークの一員となります
エコスクール登録校になると、世界50カ国以上に広がるエコスクールネットワークの一員になります。情報交換や文化交流、言語学習など他分野にわたる授業での連携も可能です。

グリーンフラッグが取得できます
プログラムに一定期間取り組み、外部の委員により、その過程や結果が基準を満たしていることが認められると、国際的な認証として緑色の旗「グリーンフラッグ」が授与され、その旗を学校に掲げることができます。このグリーンフラッグは、世界のエコスクール共通の認証です。

(国際環境教育基金FEE japan[環境NPO/NGO]のHPより引用)

エコスクールについての詳細は『 FEE japan 』のHPをご覧ください。
『 FEE japan 』 環境学習プログラム「エコスクール」
http://www.feejapan.org/eco-schools/index.htm

 
 湘南学園小学校では5年生と6年生によるエコスクール委員会が中心となって、全校で取り組んでいます。身近な環境について調査をし、目標を決め、計画を立て、実施しています。子どもたちは問題意識をもって積極的に取り組んでいます。

 新校舎に新しく作られたビオトープ、通称「学びの森」。ここには田んぼ、畑、ミニ蓮池、川・・・それぞれは小さいながらも自然が凝縮されています。

「鳥や昆虫が来るような森にしよう」
「植物を育てよう」
「肥料について考えよう」
「川にメダカを放流しよう」

など、子どもたちの想いはそれぞれ。エコスクール委員会を中心に、子どもたちの手作りによるこの森は、日々進化していっています。

 総合や生活、理科の授業で活用することもあります。自然と触れ合うことのできる機会が少なくなった現代において、この「学びの森」を一つの機会として、いきものの命や自然の大切を肌で感じて欲しいと願っています。



今までの活動
今までのエコスクール活動記事一覧(『学びBLOG』より)

学びの森に関する活動記事一覧


PTAバザーにエコショップの出店
 毎年9月の末に開催されるPTAバザーに小学生がエコショップを出店します。エコをテーマに執行委員会とエコスクール委員会が企画し、有志のメンバーを集めながらお店をつくります。
 
―エコショップ出店までの記録(2013年度)―
2013年エコショップ せっけん作り

―エコショップ出店までの記録(2012年度)―
2012年エコショップ活動1

2012年エコショップ活動2

2012年エコショップ活動3

2012年エコショップ活動4

2012年エコショップ活動5


国連環境計画(UNEP)機関誌『TUNZA』に掲載
 青少年のための国連環境計画(UNEP)の機関誌『TUNZA 2014 Vol.1(通巻35号)』にて湘南学園小学校のエコスクールでの取り組みが紹介されました。