数学 カリキュラム補足

中1の生徒諸君は、受験のときに学習した内容を思い出して、必死に式を立てようとしています。その際、重要なことは、きちんと文章を読んで問題の意味をつかめるかどうかです。ここが文章問題を解くことができるかどうかの分かれ道です。国語の読解力と通じる部分があります。
図形分野の授業では、定規やコンパスを使った作図を習います。それが終わると、物事を論理的にとらえ、説明することができるかという、図形の証明問題を扱っていきます。「2つの三角形が全く同じものである」とはどういうことなのか等、論理的に物事を考えて説明することは、これから先、数学を学ぶ上でとても大切な勉強となります。 

 

日々の授業で配られる宿題は、1年間に80枚を超えました。
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中学1・2年次は、基礎を大事にしており、小テストの再試や定期試験に向けた補習を行うことで、すべての生徒諸君が基本事項を習得できるように手厚く支援しています。

 

1人1人のノートをていねいに
チェックしています。
 

中学3年から高校においては、生徒本人の自発的な取り組みを大事にしています。希望制の朝講習に参加する生徒もいますし、やはり希望制となる高校生対象の夏期講習を意欲的に履修する生徒もいます。
(朝講習と夏期講習の一覧を見るにはこちらをクリックしてください)
高校3年になると、それぞれの志望に併せて授業を選ぶことができます。工学部や医学部を目指す生徒は、微分・積分や2次曲線などの単元を深く学ぶ授業を選択します。

 

自主的に参加する朝講習の風景。
 

最後に、湘南学園では朝のホームルームの時間を活用して、朝テストを行っています。その中の1例として、年度の始めに1冊の問題集を配り、問題集の内容を朝テストで出題します。そうすることで、1年間をかけて問題集を復習することができます。
(朝テストのサンプルはこちら