進路指導

自分の将来を見据え、自分の未来をデザインする

先の見えない時代にどのように「希望」を持ち続けるのか。希望を持ちつづけるためによりよい未来を想像する。ー未来で自分は何をするのか、何ができるのかという大きな問いに対して、模索しながら、生徒たちは進路を決めていきます。
進路選択において、基盤となるのは「湘南学園ESD」です。持続可能な社会の実現を目指して、どの分野からアプローチしていくのかを生徒たちは考えていきます。さらに詳細な進路選択のために、学習進路指導では以下の3つの指導に力をいれています。
 
①学習指導
日々の授業はもちろんのこと、放課後講習、夏期講習、英語検定講座、思考力表現力講座も設置しています。また、ポートフォリオ指導やオンライン講座もあり、自学自習ができる力をつけていくことができます。
 
②キャリア教育
自分の進路を自分で選択するために、キャリア教育を実践しています。進路に関するガイダンスや大学の体験授業など各学年の発達段階に合わせた取り組みがあります。特に卒業生に大学を案内していただく「大学キャンパスツアー」は、進路をより具体的にイメージでき、非常に好評です。
 
③生徒個人面談
中学1年生から高校3年生までの共通の取り組みとして「生徒個人面談」があります。年度はじめの面談のみならず、年間を通じて数回の全員対象個人面談が行われています。学習のつまづきや生活面での悩みなど、面談の話題は多岐にわたりますが、学級担任はこうした生徒と接する「個と個の関係」を大切にしています。これが学習の意欲につながり、進路について具体的に考える機会となっています。


【キャリア教育 実践例】

◆中1:
 中2 
大学キャンパスツアー、大学図書館ツアーなど楽しみながら大学の魅力が感じられるプログラム。進路を考える第一歩となる企画となっています。
◆中3: 適性検査などを用いて、自分の進路を考える契機としています。
キャリアガイダンスとして、各分野で活躍する方からお話を伺い、卒業後の未来についてイメージを持ちます。講師は卒業生が多いため、身近に感じやすく、自分の未来が想像しやすいようです。
◆高1: 大学のオープンキャンパスなどに積極的に参加し、自分の進路を模索します。学内外の各自の取り組みを記録するポートフォリオを用いて、自分を客観的に捉える力も養います。「進路探求プログラム」では実際に大学を訪問して模擬授業を受け、キャンパスを見学します。通常のオープンキャンパスのようですが、本校生徒に合わせた特別プログラムを準備していただいています。オリジナルの体験型の活動で、自分の未来をより具現化していきます。
◆高2: 校内大学説明会、選択科目説明会、
大学キャンパスツアー、学習講演会など多数のイベントが行われます。
研修旅行にも出かけ、中学1年生から取り組んできた総合学習の総括が行われます。それらを最大限に活かし、各生徒は自分の進むべき道を選択していきます。
◆高3: 進路ガイダンスが生徒対象に行われ、保護者の方々を対象にも行われます。
進路希望調査や、それをもとにした個人面談等には多くの時間を注ぎ、教員と生徒がじっくりと将来を見つめて考えます。


【進路相談室】
・大学のパンフレット、願書、各大学の過去問題や受験に役立つ参考書や問題集の設置

・自分の将来やキャリアに関する参考書の設置
 
進路相談室には、2つの機能があります。1つ目は情報提供の場であることです。大学受験に関する最新のものから過去のデータまで役立つ情報が得られるように運営されています。2つ目は、相談の場であるということです。学習進学指導委員会のスタッフが昼休みや放課後に相談室で待機し、訪れる生徒の質問や相談に応じています。