第1127回 試験の答案返却とクラブ活動の開始

2015年6月18日

最寄り駅までの登下校でよく中学1年生に声をかけます。新しい学園生活に慣れたかどうかなど尋ねてみます。自宅の最寄り駅について、クラスの様子や先生方の印象について、授業や勉強のことなど、話題はいろいろあります。

概して“学校は楽しいです”とか“友達がたくさんできました”といった話を聞けて安心することが多いです。少し気になる部分があれば、担任の先生に伝えておくこともあります。

 

中1の新入生は、いま学校生活の節目を迎えました。今週は前期中間試験の答案返却が進み、もう一段落を経たことでしょう。答案の見直し・復習にもしっかり取り組んで欲しいです。

そして楽しみだったクラブ活動も本格的に始まりました。同学年のクラブメイトや部の先輩達、顧問の先生方との人間関係が一気に広がります。部活のある日は帰りが遅くなり、帰宅すると疲れていても宿題や復習が待っていることでしょう。“両立”の努力を心がけ、自分なりに「一週間の生活カレンダー」を確立していく必要があるでしょう。

携帯電話を通じた新たな交流も広がります。特に夜の時間の過ごし方を自分なりにコントロールしていかねばなりません。友達に迷惑をかけないように節度ある利用を心がけ、SNSに関する使用マナーを身につけていかねばなりません。

 

中1では終日の総合学習を一昨日に行いました。その様子は後ほどまたお伝えします。

梅雨時の蒸し暑さにまけずに、新たな生活リズムを築いていくこと。広く生徒の皆さんに共通する課題ですが、とりわけ中学1年生には重要な基本課題となります。保護者や教員の声かけや注意はもちろん必要ですが、どれだけ自主的に、自分から進んで生活リズムをコントロールしていけるか、しばらく試行錯誤の日々が続くことでしょう。失敗や反省も重ねながら生活力を高めていくことを期待しています。