第543回 教員と生徒が話し合い具体化する「学年の日」

2012年10月18日

 来週の木~金曜日に、中学2年生は、独自のイベントを計画しています。

 一泊二日の「学年の日」です。それぞれの学年の先生と生徒が、学年全体の親睦と交流を図ろうと知恵を集めて独自のイベントを組むことのできる、本校ならではの行事です。

 中2は、6月の「第1回学年の日」に鵠沼海岸でビーチバレー大会を開催し、クラスと学年の親睦を深めることができました。これを受けて生徒達から今度は宿泊行事が出来ないかとの声が多数あがりました。そこで教員と生徒が協議し、クラスと学年のつながりを更に深めながら中3になって待っている4泊5日の研修旅行に向けた練習、事前準備となることも期待して、「第2回学年の日」を1泊2日で行うことにしました。
 生徒諸君は中2の後半に入り、生活も学習も「充実期」に入っています。
 今回は山中湖に近い大きな施設と周辺で、オリエンテーリング、レクリエーション、スポーツ大会、バーベキューなどを展開します。中2生らしいメンバーシップやリーダーシップを更に身につけ、「自治」の力を養って欲しいと期待されています。

 学年のフロア横の鏡の前で、中2の女子数名の人たちが、ダンスの練習を夢中でやっていました。あまりに楽しそうなので尋ねてみると、学年の日の中で、「余興の時間」が用意されているそうです。これは女子の有志によるダンスの披露だそうで、メンバーはいくつかクラスをまたがるメンバーだそうです。他にも男子有志によるコントなどなど、学年皆で楽しめる出し
物があるそうで、いろいろ工夫しているなと感心しました。皆で協力する充実感やワクワク楽しめる時間を共有して、学年の中の絆をいっそう深めて欲しいと願っています。
 次回は、他の学年による「学年の日」の具体化を紹介したいと思います。