年中さんが6月に幼稚園で作った≪梅干し≫。梅干しを使った料理は何があるかなぁと考えたときに「おにぎりつくりたいね。」という声があがっていたのが始まりでした。そこから、たくさんの経験を積んだ年中さん。さつまいもを使って料理をし、お芋パーティーをしたり、福豆を買いに行ったり、年長さんからの刺激もたくさん受けて、クラスの仲間とどうしていこうかと話し合いを重ねてきました。
「おにぎりパーティーをやろう!」と決まってから、クラスの仲間とおにぎりの具について話をしました。「おにぎりはいいけど、うめぼしがにがてなんだよね。」という声や「アレルギーがあるからたまごはたべられないんだ」という仲間の声に、みんなで食べられるように他の具も選ぶことになりました。
いろんなおにぎりの具が出てきましたが、1組は多数決で【しゃけ と 梅干し】2組はゲームで【ウィンナー と ツナマヨ と 梅干し】に決まり、”お米はどうするか?””具はどこで買えるのか?””おにぎりはどうやって作るのか?”今までの経験や年長さん、お家の方にアドバイスももらい、おにぎりパーティーに向けて、それぞれがワクワクしながら過ごしてきました!
お買い物は、みんなで歩いて買いに行かれるように、お米は双葉屋、具材などは有田商店とローゼンにわかれて買いにいきました。双葉屋では、おにぎりに合うお米【しんのすけ】を教えていただき、そのお米を目の前で精米してもらい、お米が出てくる様子を見せていただきました。今回の買い物でも今までの経験が随所に見られ、幼稚園銀行にいくら必要か伝え、お金のやりとりをしたり、買い物袋(エコバック)を用意したり、事前にお店に行き陳列棚を確認しに行く人もいました。どの子も自分事として考え、自分たちで考えようとする気持ちや自分たちで考えたことを実現していく過程を楽しんでいました。今までの積み重ね(土台)があるからこその行動力、発信力に、子どもたちの大きな成長や仲間と共に育ちあいながら、年長さんへと向かっている力強さを感じました!
子どもたちの楽しみにしている≪おにぎりパーティー≫ おいしくできますように・・・。