節分の豆を買いに行ったことをきっかけに大豆に興味を持ち、味噌作りをすることになった年中さん。3日間かけて味噌作りを行いました。
〈1日目〉
手を丁寧に洗ってから、大豆を触ったり匂いをかいでみました。「かたーい!」「まん丸だね。」「豆まきの豆と違う。」「匂いしないよ。」と子ども達。大豆をきれいに洗い、明日までお水に浸しておきます。大豆の様子が気になって、時々覗きながら「なんかひびみたいのができてる。」「ちょっと大きくなった気がする。」などと話していました。
〈2日目〉
登園するとすぐに「大豆どうなってる?」と昨日お水に浸した大豆を見に行く子ども達。「わぁー大きくなってる!」「長くなった。」「色が変わってる。」「いい感じにツルツルになってるね。」と大豆の変化に驚いていました。
大豆を新しいお水と一緒に鍋に入れ、煮ること3時間。そろそろ大丈夫かなと、みんなで指で大豆をつぶしてみました。「やわらかくなってるよ。」「指で簡単につぶれた。」と茹で上がっていることを確かめました。
〈3日目〉
味噌作り最終日。ゆでた大豆を袋に入れて、大豆の粒がなくなるまでつぶします。「まだちょっとつぶつぶがある。」「僕のはもう粒がなくなったみたい。」と指先で豆の変化を確かめながらつぶしていました。
豆が細かくつぶれたら、麹と塩が入ったボールに入れ、大豆の茹で汁を少し加えて手でよーく混ぜていきました。麹の匂いをかいで「お酒の匂いがする。」と言った子がいて、すごいなと思いました。混ざったら味噌の玉を作り、袋の中に入れ、袋の中の空気を抜いて味噌作りが完了しました。
後は3ヶ月ほどゆっくり寝かせます。3日間に渡って行った味噌作り。時間と手間はかかりましたが、匂いをかいだり、手や指をたくさん動かして感触を味わったり、見たり感じたことをみんなで話したり。。。大豆が変化していく様子や工程を、とても楽しんでいた子ども達でした。みんなが年長さんになった5月頃に完成するかな。どんな味噌になるのか楽しみですね。