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5月の幼稚園

2021年5月31日

鮮やかな新緑に囲まれ、五感をたくさん使って砂や水に親しむ子ども達。身近にある自然物をすぐにあそびの中に取り入れ、創造力を働かせながらあそびを豊かにしていく子ども達の姿が見られます。たくさんの体験や発見を通して子ども達はイメージを膨らませ、考え、創造していきます。子ども達の無限なる好奇心を大切にしていきたいものです。

 

 

 

家からお花を持って登園する人がいます。幼稚園に着くと、花瓶に適量のお水を入れて飾ってくれました。「これは何という名前のお花かな?」分からないことがあると、絵本コーナーから持ってきた図鑑で調べ始める子ども達。「アイヒメ」「アカネヅキ」「ガクアジサイ」など、紙に名前を書いて仲間に知らせる人たちもいます。

 

「おけら」を飼育ケースに入れて登園した年長児は、土を掘るだけではなく水の中を泳げることを知り、驚いていました。図鑑からたくさんの発見を楽しんでいます。

幼稚園で見つけた虫の名前を、年長さんに聞いたり、調べたりしている年少さんの姿も見られます。

 

年中児は湘南学園中高エリアの大グラウンドにお散歩に行きました。小学校の前を通るとお兄さん・お姉さんたちが「いってらっしゃ~い!」とお見送りしてくれました。野の花や草、松ぼっくりなどを見つけてお土産に!!広~いグラウンドで思い切りかけっこ!体をいっぱい動かしてあそびました。

 

 

福島の復興に向けたプロジェクトの一環として、油となるひまわりの種を福島に送る活動を、中高生が中心となって行っています。先日、湘南学園の中高生たちが育てたかわいい「ひまわりの苗」を、幼稚園に届けてくれました。その苗を、お日様がたっぷりあたる場所に子ども達と一緒に植え替えました。幼稚園・小学校・中学高等学校一環の取り組みとなるひまわりプロジェクト!!夏に立派な花を咲かせ、たくさんの種が収穫できますように。

 

 

 

10月に全学年で芋ほりに出掛けます。秋の収穫に向けて幼稚園のリーダーである年長児が、藤沢市川名にある畑にさつまいもの苗を植えに行ってくれました。苗の植え方は、農家の方から教えてもらいました。「この根っこの部分が大きく育つと、さつまいもになります。」と教えてもらうと、「えっ!!さつまいもって根っこなの?僕たち根っこをたべているの?」という声が。1本の茎のような苗から太いさつまいもができるなんて不思議です。

 

「ももぐみさん(年少組)とすみれぐみさん(年中組)の分も植えるんだぁ!」と、張り切って植えています。おいしいお芋ができますように!!と願いを込めて、「おいしくな~れ!おいしいお芋にな~れ~!!」とパワーをおくる年長児もいました。

 

畑の近くの道から山を登り、新林公園に!!公園に到着すると、「葉っぱのにおいがする~。」という子ども達。大きな鳥や、カモ、オタマジャクシ、亀、カエルなどなど、いろいろな生き物に出会うことも出来ました。自然いっぱいの新緑の中でいただくお弁当は格別だったことでしょう。

 

幼稚園では花の植え替えを行う子ども達。プランターの土づくりを、年長さんからおしえてもらう年少・年中児。たっぷりお水をもらってお花も喜んでいることでしょう。