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6月の幼稚園

2021年6月28日

6月13日に3羽のひよこが誕生しました。5月21日からお母さんチャボが羽の下でずっとたまごを温めていたのです。

いつもお世話をしている年長児がひよこの誕生に気付き、一目散に走って他学年に伝えに行っていました。

1週間も経つと足取りもしっかりし、羽にうっすらと黒い模様も見えてきました。もう少し経つと、トサカの大きさで、メスなのかオスなのかがはっきりしてくるのでしょう。そっとひよこと触れ合う子ども達。「ふわふわしているね!」と嬉しそうです。

「ひよこって黄色いのかと思ったら、羽が白くて黒い模様があった!」「(チャボのお父さんのように)思ったより爪がなかったよ(伸びていなかった)」「足(爪)がチクってしたよ。」などと、気が付いたことを言葉にする人もいました。

「アヒルの子もひよこっていうのかな?」「カラスの子は黒いのかな・・・。」「鳩の赤ちゃんはどんな顔をしているんだろう。」などなど、ひよこの誕生をきっかけに、クラスで話題が広がっていく年中組さん。調べたものを写真にして部屋に用意したり、クラスみんなの話題にしていく中で、興味関心が更に広がっています。

チャボ、うさぎ、かめのお世話を率先して行う年長児。かめのお家(飼育ケース)を洗う時には、かめさんは幼稚園の園庭をゆっくりゆっくりお散歩しています。

年少組は、毎年6月に獣医さんから動物の話を聞く時間を設けています。うさぎはどうして耳が長いのかな!?チャボはどこに耳があるのかな!?など、子ども達の疑問にも、優しく丁寧に答えてくださいます。

 

チャボのトサカを触って「あったかい!」と話す年少児。幼稚園で飼育している生き物への親しみが、更に大きくなりました!!

 

 

ザリガニ・カタツムリ・テントウムシ・だんごむし・カブトムシの幼虫などなど、幼稚園では日々、興味がある子を中心に様々な生き物に触れる機会があります。逆さまにしても落ちないカタツムリの生態にも関心を持つ年少児が増えています。

幼稚園の門を出たところに小学校のグラウンドがあります。幼稚園で見つけた虫を、湘南学園小学校の教頭先生に見せている子もいます。また、小学校の中を探検し、校長先生や小学生のお兄さん・お姉さんたちと挨拶を交わし合うなど、自然な交流が日常の中でも見られています。

 

 

 

年長児の畑の野菜がすくすくと大きくなっています。ジョーロで水をあげる年長児。ジョーロが足りないと、どこからか足洗いに使っているタライを持ってきて水やりをしています。湘南学園幼稚園の子ども達は、”困ったとき(こと)”があっても、どのようにしたら”できる”に変えられるのか、まずは考えようとする力を持っています。多様な考えを認め合いながら、これからの時代に大切な力を育んでいきたいと思います。

 

幼稚園玄関のボーンボン広場には、ふたつの大きな古時計があります。いつからか、ひとつをおばあちゃん時計、もうひとつをおじいちゃん時計と子ども達は呼んでいます。「今日も元気に動いているかな・・・。」と、毎朝時計を見に来る子ども達がいます。振り子が動いていないと、ネジを回して動かしてくれます。そんな子ども達のおかげで、ボーンボン広場には毎日、ボーンボーンと素敵な音色が響き渡っています。

 

絵本広場で歯の本を見つけ、真剣な表情で絵本のページをめくっている年長児。一番奥に生えてくる「6歳臼歯」に関心を持つ人が増えています。どうやって歯が生えてくるのかな。歯は全部で何本あるのかな。どうやって虫歯になっていくのかな。絵本を見て関心が広がっていく子ども達です。

 

 

 

雨降りの1日。子ども達は園内でコンサートごっこをして遊んだり、大積み木で海賊船を作って遊んだり・・・。

 

 

梅雨の晴れ間。今日は洗濯日和です。週末は、保育室で使っているドレスやマントなどをみんなで洗濯している年少ぐみさん。洗濯をしているうちに、自分の洋服まで泡まみれになる子ども達も・・・・。石鹸の匂い、泡の感触の心地よさを楽しんでいるようでした。

 

どろんこ日和には、大いに水や砂の感触を親しむ子ども達!!噴火のように高く舞い上がる勢いのある水の噴射を楽しんでいました。初めはなかなか水が出てきません。ホースの元をたどってみると、ホースが蛇口から外れていました。何とか蛇口に付けようと試みます。水がホースの先から勢いよく出てきたときには、仲間と手をたたいて喜び合っていました!